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【自論】管理部門は大きくならないほうがいい
ロッシーです。
会社には、総務、経理、法務などの管理部門がありますよね。
私は、
「管理部門は大きくならないほうがいい」
と思っています。
管理部門は余計な仕事を作り出す
管理部門の人員が増え、権限が増加していくと、様々な余計な仕事を作り出します。
新たな社内規程の策定
研修やトレーニングの実施
福利厚生プランの拡大
ウェブサイトの刷新
コンプライアンスプログラムの実施
新しい管理システム導入
などなど・・・
コストが間違いなく増える
人というものは、なぜか分かりませんが仕事を増やしたがります。
減らそうとはしないんですよね。不思議です。
管理部門の場合、その新しい仕事は直接的にはお金を生みません。
もちろん、その仕事が間接的には会社の利益向上につながる可能性はありますが、なかなかそれを定量的に判断することは難しいです。
一方で、「コストが増えること」は確実です。
その意味で、管理部門が仕事を増やすのは、営業部門が新しい仕事を増やすよりも、デメリットが大きいのです。
管理部門は肥大化する
このように、管理部門が新しい仕事を増やしていくと、人員が足りなくなりますから、どこかのタイミングで人員を増やすことになります。
そして、また新しい仕事を増やす ⇒ 人員が増えていく というサイクルを繰り返すことで、管理部門は肥大化していくのです。
これは公務員と同じ現象です。
仕事のための仕事を増やすようになっていきます。
もし、本当に会社の利益のことを考えれば、管理部門の無駄な仕事と人員を減らしたほうが良いのですが、そういうことができる会社はほぼ皆無でしょう。
日本の会社は、いったん始めたことをやめる決定をするのが苦手ですから。
強くなった管理部門は、より管理したがる
管理部門はその名のとおり、管理することが仕事です。
組織が肥大化し、マンパワーも権限も強大になったら、もっと管理したがります。
そうすると、余計な書類仕事が増えます。無駄な提出書類が増えます。
結果として会社全体が停滞します。業績にも悪影響が出ます。
でも、管理部門はそれが自分達のせいだとは思いません。
「自分達がきちんと管理しているおかげで、このくらいで済んでいるんだ。」
と思っているでしょう。
最後に
くれぐれも管理部門を大きくしてはいけません。
ちなみに、私は管理部門でずっと働いてきた人間です。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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