仕事で競争するのが嫌なら、独占する方向で頑張るほうがいいと思う
ロッシーです。
昔から競争するのは嫌いです。
運動会のリレーとか、何かの発表とか。
でも、みんな基本的に競争が好きなんでしょうね。
会社では出世競争があり、ネットでは動画の再生回数などを競っています。
オフラインだろうがオンラインだろうが、競争だらけです。
それが好きな人は頑張ってほしいと思います。
私はそういうのが嫌いなので、極力競争しなくても済むような状況で生きていくように心がけています。
では、どうするのか?
仕事は、独占状態を目指す
競合がいるから、競争しないといけなくなるわけです。
だから、競合がいなければいいわけです。
つまり、目指すのは競合がいない状況 = 独占状態 です。
同僚が多いのは避けるべき
あなたの部署に、競合となる同僚が何人いるのかが重要です。
多ければ多いほど、競争相手が増えるわけですから、好ましくありません。
仮に、あなたの部署に担当者があなた1人しかいない状態は、独占状態です。おめでとうございます!
しかし普通の人は、
「仕事が多すぎて1人じゃこなしきれない!!」
と考えるでしょう。
しかし、独占状態をつくるという点では、こんなに恵まれた状態はないわけです。
くれぐれもあなたの上司に
「ご相談なのですが、私の部署の人員を増やしていただけませんか? 今の状態では手が回りません。」
なんてことを絶対に言ってはいけません。
あなたがやるべきことは、安易に競合を増やすのではなく、業務を効率化して1人でも仕事が回るようにすることに全力を注ぐべきです。
今の時代、そういうツールは沢山ありますから、活用すべきです。
自分だけの得意技をもつ
では、同僚が沢山いる部署であればどうしたらよいでしょうか。
まずは、他部署への異動を考えたほうがいいでしょう。
それも、あまり目立たない部署で、人数も少ないところがいいでしょう。
当然、競合が少ないほうがいいですから。
では、それが難しい場合にはどうするのか?
それは、「あなただけの得意技」をもつことです。
そのための努力は惜しむべきではありません。
同僚の足を引っ張ったり、上司にゴマをすったり、得意技にならない分野の勉強をしたり、そんな意味のないことに断じてあなたの貴重なリソースを使ってはいけません。
とにかく、「これはあいつ(あなたのこと)にしかできない」
という分野、特技、専門的スキルを持たなければなりません。
そんなの面倒?
独占を目指す道のりは、ある意味大変かもしれません。
しかし、たくさんの同僚と競うために努力するよりは、独占を目指すための努力のほうが効果的ではないでしょうか?
同僚と競う努力は終わりがありませんが、独占は一度達成してしまえば、あとはそれを維持する限り、独占の果実を享受することができるからです。
どうやって独占状態を維持するか?
前述したとおりですが、独占を維持するために最も重要なことは、同僚を増やさないことです(減らすことができればなお良いです。)
次に重要なのは、
「あなた1人では、大変そうだな。」
と上司に思わせないことです。
そのように上司が思ってしまうと、人を増やされてしまいます。だから、それなりに大変そうだけれど、あなた一人で充分に仕事を回せているように見せることが大切です。
そして、独占状態に悪影響を与える要因がないかどうか、常に注意深く観察することが大事です。
新しいAI技術の導入など、自分の仕事を代替しかねない情報には常にアンテナを張り巡らせておく必要があります。
結局、企業もサラリーマンも目指すことは同じ
独占を目指すという考え方は珍しいものではありません。
企業だって、最終的に目指すところは独占です。だからシェアの獲得競争に血眼になるわけです。
独占を違法な手段で達成しようとする企業が多いから、独占禁止法という法律でフェアな競争を確保しようとしているわけです。
それくらい独占というのはオイシイんです。
「モノポリー」という有名なゲームだって、目指すところは独占(monopoly)です。
競争をしなくて良い状態がゴールなのです。
努力の方向性が違うだけ
独占を達成するためには努力が必要になることがほとんどです。ただ、その努力の方向性が異なります。
同僚とのラットレースで勝ちたいなら、独占を目指すことはおすすめしません。
でも、そういうのが嫌いな人は、ぜひ独占を目指す努力をしてみてはいかがでしょうか。
具体的に何をすればいいのかは、あなたの働く会社や部署によって異なりますから、答えは人それぞれです。自分の頭で考えて実行するしかありません。
ナンバーワンにならなくてもいいから、特別なオンリーワンになりましょう!
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