ニシオ ヤスタカ

R.O.S. SANTOSH Crew フォトグラファー/ビデオグラファー/Zine出版/カレー

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マガジン

  • エッセイ

    個人のエッセイです。ROS SANTOSHの活動とは関係ありません。

  • ROS SANTOSH活動記録

    不定期更新、活動記録などについて

最近の記事

時(とき)にたゆたう暮らし

「時間」と「時(とき)」似ているようでかなり違うと思うのだ。 まずは「時(とき)」について考えてみる。 時の語源を紐解くと、とどまることなく流れる存在だということに由来するとされていて、つまるところ「常(とこ)」という言葉が転じて「とき」と呼ばれるようになったと言われているようだ。つまり、我々が過ごしている通時的なこの時間観が「とき」であろう。 時間については広辞苑を見るに「時の流れの2点間の長さ。時の長さ」とある。始まりと終わりが明確な時間軸で区切られるのが「時間」な

    • LIFE-SIZE vol.1 4月初週展示

      <LIFE-SIZEとは> 名古屋の様々なお店と作家たちをつなぐ。ローカル⇄アートの循環を目指し、現社会に寄り添った展覧会を開催。 LIFE-SIZEの意味は”等身大“ 共同主催:つくしチーム 後援:FabCafe Nagoya 4/1よりLIFE-SIZEが始まっています! 週末を利用して現在(4/3時点)会期中の2会場にお邪魔しました。 ③Yumeka Saitoさん // 会場: LOGICさん  会場のLOGICさん。亀島駅近くです。 入り口の景色から名鉄

      • 読めない時代に何を読んだ?2016年に立ち返って

        大学時代に書いた国語科教育についてのレポートが出てきて、結構面白かったので加筆・修正をして今の自分の考えに近づくように、読みやすいように再編してみました。読み返すとサピア=ウォーフ仮説に傾倒していたりして、懐かしく感じました。とりわけ、精神的にキツかったときなので共感覚(音に食感や色がついたりしてました)が過敏に作用して生きづらさもあったので、自分の現象に納得するために研究していたのかもしれません。 今は時折耳鳴りに悩まされるもののすっかり健康体になって、あまり共感覚にも気

        • Clubhouseの使い道と雑感

          Twitterのトレンドに突如現れたClubhouseですが幸運にも大学時代の後輩にご招待いただき、始めることができました。 【Clubhouseって何?】 「Clubhouseは、音声版Twitterとも言われている今話題の音声チャットアプリです。英語ではDrop-in audio chatと呼ばれています。 制作したのは、2020年にサンフランシスコで創業したアメリカのAlpha Exploration。 Clubhouseはアプリをダウンロードするだけでは使用できず、

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        • エッセイ
          8本
        • ROS SANTOSH活動記録
          5本

        記事

          金属バットのネタで現代アートを考える

          タイトルがオチで全てですが、現代アートに対して浅くも広く興味があってなんとなく感じていることがあります。以下雑感です。 --- 現代アートの始まりについては諸説ありますが、なんやかんや登場してから100年近く経っているわけです。100年前を「現代」ってどういうことなのかなあとも思ったりするわけで。 発表された当時 「ウヮア!今までの芸術の流れとは違ってめっちゃ現代的やねー!最先端や!」 「なんかわからんけど、今出てきたこれを現代アートって呼ぼうか!」 みたいなノリ

          金属バットのネタで現代アートを考える

          スエイシユミ LiE RECORDS展示・雑感

          友人の画家スエちゃんの展示「飛び出して理性」を見に、豊川市にあるレコード屋さん「LiE RECORDS」へ行ってきました。 お店のロゴは、OKAMOTO’SやMETA FIVEのデザイン手掛けてる北山雅和さんのもの。カッコいい! 店内の壁面にレコードのように展示された作品たち。手塚リスペクトを感じつつもサイケな絵柄が楽しい気分にさせてくれました。 レコードと同じような感覚で絵が買える環境がとても良かった。実際にスエちゃんの絵を気に入って「ジャケ買い」してるような方もいて

          スエイシユミ LiE RECORDS展示・雑感

          チェンソーマンから考える名付けの妙とコロナについて

          今回はちょっと真面目な話 注*下記は個人の見解での話です 注**新型コロナウイルス感染症や、センシティブな内容を含む話です --- 「チェンソーマン(藤本タツキ著/ジャンプコミックス)」をみなさんはお読みになったことはあるだろうか? 下記では僕が主張したいことのために参照しているだけなので、未見の方でも大丈夫です。作品が気になる方は、単行本やWikiなどをチェックして欲しい。 「チェンソーマン」内では「悪魔」と呼ばれるモノの力を借りて(契約して)悪事を働いたり、自ら

          チェンソーマンから考える名付けの妙とコロナについて

          フォトグラファーに機材聞きまくって、カメラデビューした2020(2)

          (文責:ヒガシヤスタカ) さて、前回ではFujifilm X-Pro3を買うまでの道のりを尊敬するフォトグラファーたちのサジェストを交えながら紹介したが、その後から現在に至るまで書こうと思う。 その後、祖父の遺品の中にPentaxのAuto Takumar50mm F2を見つけ、現在はマウントを履かせてオールドレンズの写りを楽しみながら、祖母や親戚を撮影したりしている。最新機種と、半世紀以上前のレンズが合わさって今の家族や風景を写しているというのは道具にとっても、買った祖

          フォトグラファーに機材聞きまくって、カメラデビューした2020(2)

          フォトグラファーに機材聞きまくって、カメラデビューした2020(1)

          ゆく年くる年、2020年は僕にとってカメラ元年だった。 というのも、春から始めた仕事が広報の仕事であったことに加え、職場のカメラもたいしたものでもなかったのと、ゆったりと続けていたバンドも、この状況下での練習を諦め他の趣味を始めたかったのも相まって(あと定額給付金も!)ええい、カメラ買ってしまえとポチッとしてしまったのがはじまり。 一眼レフとミラーレスの違いもわからず、はたまたISOってなに?シャッタースピードとは?と頭に疑問符ばかりで質問にすらならない状態だった4月。

          フォトグラファーに機材聞きまくって、カメラデビューした2020(1)

          自前でFESをやった話(3)

          3.FESの準備編 ○これまでのお話 同じ大学出身の5人がテントサウナなしでテントサウナイベントの予行演習をやり遂げた。果たして本番はどうなるのか。 ○登場人物 TSUJI :テントサウナ担当 彼だけ福井在住 TODDY :写真家 (以下愛知勢) KEVIN :DJ、Pick-up artist 善ちゃん :デザイン、アート、怪魚ハンター、RAP ヤス   :カレー、Zine編集者、この文章の筆者 ーーー 開催前の祝日にコストコまで買い出しに出かけ

          自前でFESをやった話(3)

          自前でFESをやった話(2)

          2.TSUJI ROCK FES予行演習に至るまで 〇これまでのお話 同じ大学出身の5人が、卒業後に再会し野外FESを計画。チーム名「R.O.S. SANTOSH」を掲げ、目玉はテントサウナに決定。各人の得意分野でチームに貢献していく。 〇メンバー TSUJI :テントサウナ(福井在住) TODDY :写真家 (以下愛知勢) KEVIN :DJ、Pick-up artist 善ちゃん :デザイン、怪魚ハンター、RAP ヤス   :カレー、Zine、この文

          自前でFESをやった話(2)

          自前でFESをやった話(1)

          1.FESを実行するメンバーが集まるまで 今回はFESをはじめるに際して我々「R.O.S. SANTOSH」がいかに結成されたのかについて書こうと思う。 ーーー 大学で一緒にバンドをやっていたTSUJI、その友人のTODDYと2019年7月のある日に会うことになった。 TSUJIとは連絡を取っていたものの面と向かって会うのは1年ぶりだった。(前々職で休職をしていた際に彼の住む福井で療養させてもらったのはまた別の話ではある。)地域誌に関係する仕事をする傍

          自前でFESをやった話(1)

          はじめましてにかえて

          Zineをこの度発行するにあたり noteも併せてつくってみました。 これから作成過程や、我々の活動について 投稿していこうとおもいます。 興味が湧きましたら、 インスタから注文いただければ幸いです。 以下、 Toddyが発行に当たって書いてくれました。 Hey みんな、調子はどうだい。 多分あんまりだろうね。 そんな中でなんだけど、 ZINEを出すことにした。 少し前には 素敵な日常があったことを忘れたくないし、 おそらく僕らが目指しているものは、 これからの世

          はじめましてにかえて