弱さを許して強さを得る
私が自分を癒すツールとして使っているのが、シータヒーリングです。
シータヒーリングで出来ることは多岐にわたりますが、その中の基本的なテクニックとして、思考パターンの置き換えや、感情感覚の置き換えというものがあります。
私にとってそれはもう数えきれないほど繰り返しやってきた作業で、意識しなくても脳が自動で始めてくれるくらいなもんです(笑)
今日も日課のようにいつの間にか始まったセルフワーク。浮かんできたのは、自分の弱さについてのテーマでした。
私は自慢じゃないけど、もろくて弱いのです。
これは今世のテーマとして自分が持ってきたものでもあります。
長女だから強くなければならない。
母や妹たちを私が守らなくてはならない。
弱さを見せたらもっとひどいことになる。
こんな感じの思考を今まで手放してきました。
思考パターンを手放し、トラウマを解放し、新しい感覚感情を手に入れる。
これを瞑想の中で意識を研ぎ澄まして、丁寧に行っていきます。
思考パターンや感情を置き換えることによって、脳には新しいニューロンやシナプスが作られ、新しいものの考え方や感じ方が出来るようになります。それは脳が別物になるというわけではなく、新しい思考回路が生まれ、今までとは違う選択が出来るようになる、という感じです。
そうしてネガティブなエネルギーを手放すことで、そこに浪費されてきたエネルギーがポジティブなことに使えるようになるので、今ここに意識を集中しやすくなり、願いを現実化することが楽になります。
自分の弱さを認めることは、慣れないうちは難しく感じます。
自分の至らなさやダメさ加減に羞恥を感じたり、打ちのめされたりもします。
でも自分の弱さを認めるというのは、自分のダメなところを反省しろと言っているのではありません。
弱さを認めるということは、自分を尊い存在だと認めることです。
そのままで素晴らしい存在だとわかることです。
強くなりたいと願う思いの美しさを知ることです。
弱さを認める勇気や勇敢さをすでに持っている自分を見い出すことです。
弱さを認めて癒す作業は、自分の強さを認めていく作業でもあるのです。(なんだか哲学的でこんがらがりそうですけどね)
そうして自分と向き合い、自分の思考や感情を掘り下げながら、その真実を知っていき、過去に役立ったかもしれないけれど今これからにはもう役立たない不要な思考形態を手放していきます。
新たな真実、英知を受け取り、思考や感情を癒していくと、自分がどんどん強くたくましく勇敢に変化していくのを感じることができます。
日々、勇気のない自分、意気地なしでうじうじする自分を見つけてはがっかりしたりもするけれど、瞑想の中で創造の源から観た自分が、とても愛おしく尊い存在であることに感動します。
弱いと思っていた自分の中に在るたくさんの勇気や美徳を、こんなにもユニバースは観ていてくれるのだと驚きます。そのたびに自分を許し、安心と希望を得ます。瞑想が日常の当たり前になっている今の自分が好きです。そんな気付きをたくさんの人と分かち合いたいな。