【Funキャンプ19】山形県 ながいピオニーの森
ご無沙汰しております。
今回ご紹介するキャンプ場は、山形県長井市にあります
ながいピオニーの森
初・山形キャンプ!
こちらのキャンプ場は昨年出来たばかりのキャンプ場。
山形県はキャンプ場はそんなに多くなく、宮城のお隣の県にもかかわらず、一度も行った事がありませんでした。今回利用した理由として、当初は秋田方面のキャンプで予定を立てていたのですが、台風5号の影響によりキャンセル。それでもキャンプに行きたい!!と思い検索したところ、こちらのキャンプ場がヒット!予約・利用となりました。
皆様のキャンプライフに少しでもお役に立てたら幸いです。
1.立地
山形県長井市にあるながいピオニーの森。名前にある“ピオニー”は芍薬の事を指します。隣の市・南陽市の諏訪神社から受け継いだ芍薬園が場内にはあります。
東北中央自動車道 南陽・高畠ICより国道113号を長井方面へ車で24km(30分)。田園風景が広がる山間にあるキャンプ場です。
キャンプ場へ入る道には看板があるので、分かり易いと思います。
2.キャンプ場受付
登ってきた道をキャンプ場受付の看板の指示の通り進むと管理棟があります。大きな管理棟ではないので、代表者1名で行くのがいいと思います。
料金を精算し、キャンプ場内の説明を受けてサイトへ移動。
3.サイト
サイトはフリーサイト、オートサイト(6区画)と、トレーラーハウス(小)3棟、トレーラーハウス(大)1棟、ジャンボハウス1棟です。
ジャンボハウスは、1軒屋を貸切る感じですね。
今回オートサイトを利用しましたが、空いている所を使って良いとのことでしたので通路手前の区画を利用しました。2区画ずつ3段に分かれてあるのですが、奥側の区画だと車の乗入がしずらいのと、隣の区画との間の通路が狭いので、大型の車(アメ車SUV、ベルファイアなど)は隣と手前の区画に車が入っていると、出し入れが大変かもしれません(通路幅は、ステップワゴンがギリギリ通れる位の幅)。
今回の利用で1日目オートサイトは我が家を含めて3組のみ。皆さん手前を利用していましたが、2日目に来たお客さんは奥側のサイトを利用。車はノートでした。テントとタープを張って、サイトに車を入れていました。
サイトの広さですが、ドーム型テントとタープを張りましたが、十分な広さはあります。
オートサイトは日陰がないので、真夏のキャンプは少し大変なところがあります。我が家含めて3組の利用でしたが、どこもサーキュレーターを持ってきていました。
フリーサイト、オートサイト共に水はけの良い砂利が敷き詰められています。ですが、ペグは打ちにくいです。所々大きな石があるのか、ペグが入っていかない箇所がありました。テントに付属で付いてくるプラスチックペグは無理だと思います。我が家も鍛造ペグを使い張りました。
フリーサイトを利用されていた方は、皆さん端の木がある方にテントを張っていました。利用客が多くないので(5組くらい)皆さん日陰を選んでテントを張っていましたが、増えてくると日向になってしまうので、真夏は大変かと思います。
4.設備・管理
トイレは管理棟隣とオートサイト奥に仮設トイレがあります。清掃が行き届いていて、虫もほとんど侵入していませんでした。
炊事場はこの場内でここ1か所だけ。フリーサイト側にあります。蛇口3か所と炭置き場やごみ箱も設置してあります。清掃が行き届いていて綺麗でした。
ちなみに、こちらのキャンプ場は基本ゴミは持ち帰りになっておりますが、持ち帰れない場合はお金を払って処理してもらう事も出来ます。
生ごみ 100円
ペットボトル・缶・ビン類 各100円
ごみ袋は何でもよいとの事ですが、手持ちがない場合は管理棟でもらう事も出来ます。
5.周辺環境
場内には『天空ステージ』という小高い丘に人工芝が敷いてある、ちょっとした公園があります。『ヤッホーブランコ』というのが設置してありますが、こちらは20分500円。使用する時は管理棟に申し出て下さいとの事。
キャンプ場横には林道が通っており、隣の山が採石場になっているためダンプカーが日中は走ります。小さいお子様をお連れの方は気を付けた方が良いと思います。
祠がありますが、何が祭ってあるのか分かりませんでした。
管理人さんの話では、こちらの地区ではクマの出没はないとの事でした。管理人が居るのが17時迄で、山の方面に向かってバクチクを何発が鳴らしてから帰ります。どこのキャンプ場でも一緒ですが、ごみ・食べ残しなど寝る前は車の中にしまうなどして対策をする事をお願いされています。
6.温泉施設
管理棟隣の敷地に『桜湯』という温泉施設があります。
源泉かけ流しの温泉です。
小さな施設な為、洗い場が3か所となっており、キャンプ場利用者以外の方(地元の方)も利用するため、混雑時は待つ事があります。
脱衣所、お風呂場は掃除が行き届いていてとても綺麗です。
お湯は若干の濁り湯。塩化物泉、ナトリウム一流酸塩となっていました。
こちらの施設ではお食事もできるようです。
温泉利用料:大人・300円 子ども・150円
利用時間:10:00~20:00(最終受付 19:30)
7.観光、その他最寄りのお店
キャンプ場は長井市にありますが、車で30分位走った所に南陽市があり、今回のキャンプでは東北の伊勢ともいわれている熊野大社へ行ってきました。
南陽市はぶどう栽培が盛んです。南陽市の隣に位置する高畠町には『高畠ワイナリー』や『たかはたファーム』もあります。
キャンプ場ではほとんど物が売っていません。車で20分位走れば薬局やスーパー、コインランドリーもありますので連泊する際、買い足しが出ても大丈夫だと思います。
8.施設利用料
・オートサイト(電源付き1区画) 平日 3500円 土日祝 4500円
・フリーサイト(テント5名までタープ又は2テント含む)
平日 2000円 土日祝 2500円
宿泊追加分(6名以上) 平日 1000円 土日祝 1000円
・ソロ宿泊(ソロテント+タープ) 平日 1000円 土日祝 1500円
ご予約はネットから
おわりに
初めての山形キャンプでしたが、ここ最近の猛暑もあって、かなり辛いキャンプとなりました。こちらのキャンプ場には日陰がほとんどないので、日中はテントの中も38℃、風もないのでキャンプ場でのんびり・・・は無理でした。山形は盆地なのでもともと暑い地域ではありますが、こちらでの真夏のキャンプはあまりおススメいたしません。
クマの情報を少し書きましたが、キャンプ場近くの地域には『クマ出没中』ののぼりを見かけました。2日目の夕方、山の方から獣のような臭いが風にのって匂ってきたので、何かしら居るのは間違いなく、キャンパーの常識として安全にキャンプをする為にも先にも書いたように、就寝前は食べ残しやゴミを外に出しっぱなしにしない、炊事場のゴミ箱にも夜は捨てないようにした方がよいでしょう。
昨年出来たばかりのキャンプ場ということもあり、今のところはご紹介したような感じではありますが、フリーサイトもあれだけの広さがありますので、サイトがテントでいっぱいになると炊事場、トイレは今のままでは足りないと思います。そう考えると、今後改良していくのではないかと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
それではまた次回のキャンプまで・・・