体力は落ちても、気力は充実

多角経営に奔走しながらも、楽しさを大切に

50歳を迎えた私は、これまで経営してきたカフェに加え、新たな事業にも力を入れています。宅配向けの2店舗の立ち上げ、ふるさと納税への取り組み、そして道の駅での販売といった具合に、日々さまざまな業務に追われています。

以前は単に利益を最大化することが目標でしたが、今は少し視点が変わってきました。お客様に喜んでいただくことや、カフェ学校の生徒さんたちが独立したら長く、楽しく続けてもらうコツをお伝えするこを大切にするようになったのです。

カフェ経営は私の長年の夢でしたが、いつしか単なる「稼ぐ」ことだけではなく、「楽しむ」ことの大切さも感じるようになりました。宅配新規出店やふるさと納税への取り組みなども、まさに楽しみながら行っているのが現状です。

もちろん、こうした多角的な経営は大変なこともあります。成分表示ラベルの作成や、写真撮影、出店に向けた打ち合わせなど、細々とした作業にも時間を割かなければなりません。そのほか、本業のカフェ経営や、趣味の釣り、キャンプ、バイクにも忙しく、体力的にも相当きついです。

しかし、気力は充実しています。新しい挑戦に前向きに取り組み、様々なアイデアを実現させていくことが何よりも楽しいのです。お客様や生徒さんの笑顔を見るたび、この仕事を続けていく喜びを感じます。

これからも、利益だけでなく、楽しさや喜びを大切にしながら、自分らしい経営を続けていきたいと思います。多角化で忙しい毎日ですが、楽しみながらチャレンジし続けることが何より重要だと、私は考えています。