最近読んだ本
『恋歌』朝井まかて
樋口一葉の歌の師匠に焦点をあてたのは良いと思う。牢の中の描写が最も生き生きと感じる。天狗党の残党はかくも残酷に扱われたのか。樋口一葉や門下生をもう少し書いてほしかった。残念ながら私には退屈。
『遠野物語』を歩く 講談社カルチャーブックス
『遠野物語』を読むために、カラーの写真で勉強。遠野に住んでいるわけではないが、見えないものを感じるDNAは理解できる。先祖代々何かを祀るのもそれ故か。
『日本語力がつく漢詩100篇』守谷洋
一番心に残るのは菅原道真の詩。同情心があるからだろうか。分かりやすい詩の方が美麗な句より印象的。こんな本をもっと読みたい。
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