シャワートイレの瞬間式と貯湯式、座った瞬間にたっぷり温水シャワーを出せるのは実は貯湯式
シャワートイレを買う時に
瞬間式と貯湯式というのがあって
やや値段は高いけど電気代が安いのが瞬間式で
少し値段は安いけど電気代が高いのが貯湯式という認識の他に
瞬間式という名前から温水シャワーがすぐに出るのが瞬間式と思ってませんか?
あれ名前悪いですよね。
実は温水シャワーがすぐに出せるのって貯湯式なんですよ。
というのも
あの名前は温水の作り方から来てます。
瞬間式
瞬間式は高出力でシャワーを出す瞬間に水を暖めるので
経済的ではありますが
温水が出るまでにボタンを押してからタイムラグがあるのと
大量の水を出すことができません。
貯湯式
貯湯式はタンクに水をためておいて
あらかじめそれを温めて保温しておくので
電気代は瞬間式よりもかかりますが
ボタンを押すとすぐに温水シャワーが出てきますし
大量の水を出すことが出来ます。
なので
座ってボタン押したらすぐに温水シャワーを出したい!
大量のシャワーを尻穴にぶつけたい!
って人には、貯湯式が断然オススメなんです。
あとシャワートイレに限らず
瞬間式と言われるもの全ての欠点でもあるのですが
一気に出力上げて温めるので
ドライヤーくらいのワット数があります。
だからトイレと台所とかが同じ配電になってたりすると
炊飯器やレンジと同時に使うとブレーカーが落ちる場合があるんですよね。
だから家電量販店でシャワートイレを相談してる人を見ると
店員が「瞬間式はその場で温めるので電気代が安くて、貯湯式は貯めて温めるので電気代がかかる」とか言ってたりするんですけど
その説明自体は間違ってはいないけど
私としてはシャワートイレのエコなんて最優先事項じゃなく
説明すべき最優先事項は使い勝手だから!
っていつも思うんですよね。
ですので
シャワートイレのカタログを見る時は最大吐水量をチェックすることをオススメします。
多くの瞬間式は最大で0.43L/分くらいですが
貯湯式は最大で0.65L/分くらいと
1.5倍は違います。
ただ、残念なことに
TOTOに関しては消費電力のエコだけではなく
節水のエコにも力を入れてしまったために
現行機種では瞬間式でも貯湯式でも最大0.43L/分なので
貯湯式でも水量に物足りなさを感じてしまうことがあるので注意が必要。
やっぱ最大0.65L/分くらいはないと物足りないよね~
私のようにシャワートイレに依存している人が買って満足するのは
確実に貯湯式ですよ!