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人員不足
このところ、職場は人員不足である。
いないのだから、いるスタッフだけで回すしかないのである。
正直なところヒイヒイ言いたくなるが口には出さない。
食事の介助が6人、食後のトイレ介助が7人。食後に寝かせる人が8〜9人。
簡単ではない。
今日は上司が昼食後のトイレ誘導も終わっていないのに「お風呂進めといて」と言う。無理だと言えば良かったが、無理をしてしまい中途半端になった仕事がいくつかあった。もう終わってしまったのだから失敗は謝ろうと思う。
無理なものは無理なのだ。
今の人員不足はとても疲労する。
私は、そのストレスからか、スーパーの寿司を連日買って食べている。今日は10貫300円ほどで買うことができた。それとローストビーフ、昨日作ったシチューを夕食にした。
今日は残業代のつく残業を1時間。残業代のつかない係の書類仕事を1時間した。
双極性障害の私だが、疲労を超えて疲労のないランナーズハイ状態になっている。
精神障害者手帳2級の私は、このところラツーダという鬱を持ち上げてくれるお薬の効果で健常者と同じように働けている。今年度はまだ1日も体調不良で休んでいない。
手帳が嘘っぽくなってしまっている。
手取り17万円を稼ぐには、このような苦難を伴う。
しかし、もっともっと酷い職場を見てきた経験から、今の職場は特に看護師さんが親切で優しいし、同僚も介護福祉士として優秀な人たちが多いので、人員不足(新型コロナ罹患とか身内の不幸とか)の今を何とか乗り越えようと思えるのだった。
中には不機嫌を顔や口調にあからさまに出してくる介護福祉士もいる。そんな同僚に挨拶しても気分が悪いが、私は休息時に自動車整備の専門書に熱中して嫌なことを忘れるようにしている。
自動車整備の本はかなりストレス解消になっている。「低回転時には燃焼室内にカーボンが堆積しやすい」なんて文面を見ていると、介護福祉士である重責を一時的であっても忘れることができる。異分野を学ぶのは楽しい。
ここまでお読みいただきありがとうございました。