問題解決に重要なのは手順
今回の記事は問題解決について。
問題解決に重要なのは問題を考える手順。Where:問題がどこにあるのか
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Why:問題の原因はどこにあるのか?
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How:ではどうすればいいのか
の3ステップで考える事が重要。
Why(原因から考えない)
問題に直面すると、ついついなぜその問題が起きたのか?
と原因から考えてしまう。
何故Whyから考えてはいかないのか?
例えば売上高が数兆円規模の企業で「全社で売上が上がらない」という問題に直面したとき、Whyの原因を検討しはじめると膨大なWhy、つまり原因が考えられるので、問題の解決になかなか行きつかなくなる。
Whrereから考える
Whereから考える事により、問題を絞り込んで特定する事ができるので、何から優先的に取り組むべきかを決める事ができる。
Whereで問題を絞り込むと大きな問題になればなるほど複数の小さな問題が浮かび上がってくる。
その複数の小さな問題を1つずつ解決していくことが問題解決に非常に重要な事です。
Whyで広く深く原因を掘り下げる
Whereで問題を絞り込んだら次は問題がなぜ起きたのかを考える。
ここで原因を掘り下げるときには「なぜを5回繰り返す」が有効です。
なぜ?なぜ?なぜ?と掘り下げていくことで根本原因が見えてきます。
決して過去の勘や経験に基づいて原因を決めつけると論理的に考えていたことが無駄になります。
Howで原因に対する対策を打つ
Howを考えるときに注意したいのが深く考えず目先の対策に飛びつかない事。
目先のHow(どうすれば?)から先に考えてしまうと、過去の勘に頼ってあれこれ対策を連打していまう事になってしまう。
今回は問題解決による重要な考える手順についてでした。
ビジネスでも日常でも問題に直面したとき、すぐに原因を考え始めるのではなく、一度立ち止まりWhereから考えWhyは何か?Howはどうしよう、と順序立てて考える事が大切です。
問題解決に関する本ではこの本がとてもおススメです!