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安曇野(2024.1.24)

毎年挿絵を描かせて頂いている卓上カレンダー、
頂いた完成品のうち、1部を伯母にあげた。


伯母は何かとわたしの絵をずっと好きでいてくれてて
昔からよく画材を支援してくれたり、
描かないでいると怒られたり、
どこからか依頼を持ってきてくれて描かせようとしてくる。


日頃からよく美味しいものをめぐってくれるし
今回初めて表紙も描かせてもらえたカレンダーだから
1部は伯母にあげようと少し前から決めていた。


母に頼んで伯母の家へ届けてもらったあと、
伯母がLINEで絵を褒めてくれた。

その中で
「これは小さい頃のゆうちゃんと弟でしょ?」
と言われて、え?(笑)と思ったけど
そういえばちょっと似てる…気もする。
あ、伯母が長野でペンションやってたときに毎年遊びに行ってたわたしと弟か!
と、納得してしまった。
言われた相手が伯母でなければペンション連想しなかったし、
あの頃のわたしと弟みたいとは思わなかっただろう

そう言われてみれば弟の小さいときにすごい似てる、この男の子。
はしゃぎようが(笑)

まさかそんなこと思いもしなかった。
人の感想って時折びっくりするね。
伯母はまた鋭いから衝撃。


毎年、弟と2人で伯母のペンションへ行ってて
夏休みと冬休みは必ず行ってた。
夏は涼しくて色んなところへ行けて自然がいっぱいな中で遊んだ。
冬はひたすらスキー場で毎日を過ごして爽快に滑りまくっていた。

母も父も一緒に来てくれなかったから、預けられて数日間は毎年寂しかったけど、
自然の中で弟と遊んで、
伯母が愉快すぎて飽きなくて、
ご飯が毎食すごい美味しかったし、
面白い漫画も置いてありすぎて、
全国各地から来てるお客さんの子供と一緒に遊んだりできて、
すごい楽しかったから
新学期迫ってきて静岡へ帰る時はいつも
まだ帰りたくない気持ちでいっぱいだった。


わたしが中学のときに伯母はペンションをやめて静岡へ帰ってきた。
でもまたそのあとも暫く山へ行ってた。
ペンションの名前は「安曇野」だったけど、
地名は安曇野じゃない。
白馬村だった。

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たきゆう
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