100年前から踊っているパリジェンヌ

画像1 先日箱根のポーラ美術館で見たエミール・アントワーヌ・ブールデル作のブロンズ像「パリジェンヌ」 優雅なドレスの中にある力強い肉体が起こした風のような躍動が硬い鉱石の中に永遠化されている
画像2 昔オランダ・アムステルダムのゴッホ美術館で買ったお土産のレンブラントのサイン鉛筆で描いた スケッチブックはイタリア・ファブリアーノ社製
画像3 何回でも描きたくなる肉体 描いていると「その人」を見ている彫刻家の眼 全身で対象から感じるもの 感動を表現し 固定しようとする情熱が伝わってくる 踊り子と画家が共にしているその瞬間に居合わせているような まだ写真が一般的でなかった時代に瞬間を石の中にとどめようとした彫刻家
画像4 そして踊り子自身の熱く燃える命 彼女はどんな人で どんな生涯を送ったのだろうか どんな恋をしてどんな死を迎えただろうか その体を映し出す柔らかな衣装を作った人の手や心 人生まで感じられてくる 今は亡き人々 時代

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