感想:堀元見さん「教養(インテリ)悪口本」を読んで
堀元見さんの「教養悪口本」を読みました。
Youtube他で配信されているゆる言語学ラジオで聞き手として感心したりうんちくを話したりしている人、という認識でいた堀元さんの著書を遅ればせながら読みました。
というか、実はゆる言語学ラジオでこの本を取り上げた回を先に視聴しました。
「神聖ローマ帝国じゃん。」という悪口が非常にキャッチーだな、と思ってそのうち読みたいなぁ、と思っていましたが満を持して、という感じです。
「ウィットに富んだ」という状態がなんなのか良く分からないけど、ウィットに富んだ返しというものに憧れる私としては非常に面白く読めました。
悪口という切り口から様々なうんちくが書かれているとも言えるし、うんちくを駆使して悪口を書いているとも言えます。
自分の語彙に加えるかは別として、分かりやすく面白いうんちくが書かれている本です。
というか、うんちく部分を理解して説明出来ない状態でこの本に掲載されている教養悪口を使用するのは、なんか違うよなぁと思います。
私は、へー!と思いながら特に使用したいシチュエーションのうんちくも悪口も見当たらなかったのでただただ楽しませていただきました。
個人的に、ちょっと前まで吉川トリコ先生の「マリー・アントワネットの日記」を読み返していて、特に1789/7/14以降は辛くて辛くてなかなか読み進まず、最期を知っているのに胸を痛めながら読み終えたところだったので、この本は肩の力を抜いて気楽に読めてとても良かったです。
ヴァレンヌ逃亡事件のことは書いてあるけどw
教養悪口というワードに興味を持った方は是非、気楽に読んでみてください。
では、また。
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