見出し画像

AI高速化による30年後の未来はどんな光景?

AIの応答速度はかつての〇〇の速度

ChatGPTは、おしゃべりの相手としては恰好の相手ですが、応答の速度は、お世辞にも早いとはいえないですよね。

そして、長~いことネットをやっている人には、この速度に見覚えがあったりします。それは何かというと、

パソコン通信

でございます。今使っているインターネットは、世界に張り巡らされたネットに接続していますが、その前は、企業や個人が運営していたサーバーに接続するという、とても小規模なネットに接続しておりました。。

そして、パソコン通信のもっとも初期の通信速度が300bps。これが、文字がつらつらと表示されるのが目視できるスピード。そう、ちょうどChatGPTが出力するぐらいの速度だったわけです。

パソコン通信=ChatGPT

実際、どれくらいの速度だったのか、YouTubeにデモがありました。

このデモでは、文字がスムーズに表示されていますが、当然ながら通信状態によっては表示速度にムラもありました。

文字でこれですから、画像などは1枚出すのに数分かかるものであり、じょじょに現れるイメージを、わくわくしながら眺めておりました。動画? そんなものはありません。

こんなチープな環境でも、ユーザーは外界とつながる喜びを感じていたという、真におおらかな時代と言えますね。

パソコン通信からインターネットになり、通信速度はべらぼうに向上しました。パソコン通信のサービスが始まったのが1985年ぐらい。インターネットが爆発的に普及したのがWindows95が発売された1995年で、このときの通信速度は最大64kbps程度だったので、その10年で100倍ほど向上したことになります。

そして現在の実質的な通信速度となると、そこからさらに1000倍高速になっています。パソコン通信の時代からは10万倍~100万倍となります。極楽じゃー。

高速化といえば、PCの性能も恐ろしく上がっていて、パソコンが登場した1975年から50年弱。こちらのパフォーマンスも、数百万倍から数十億倍向上してたりします。つまりは、そこからのAIなんですね。

AIの応答速度は高速化する

というわけで、ならばAIの応答速度は今後どうなるかですが、間違いなく、

回答速度が高速化していく

に違いありません。今はChatGPTなどの生成系AIは、我々の質問に対して、うんうん唸って(?)回答を送ってきていますが、いずれはタイムラグなしに、瞬時に回答してくれることになるはずです。

いや、ここはChatGPTに、10年後、20年後、30年後、AIの応答速度がどうなっているか聞いてみましょう。

👦
これまでの、パソコンやネットワーク速度、スマホなどのデバイスの登場などを踏まえて、10年後、20年後、30年後のAIの応答速度は具体的に何倍になっていると予想しますか。

💻
AIの応答速度の向上についての具体的な倍率の予測は困難ですが、現在のテクノロジーの進歩と過去のトレンドを考慮すると、おおまかな予測ができます。

10年後(約2033年)では、ハードウェアの処理能力の向上とAIアルゴリズムの改善により、現在よりも10倍以上の応答速度の向上が期待されます。これには、より高速で効率的なAIチップやプロセッサの開発、クラウドコンピューティングの発展、および最適化されたアルゴリズムの使用が含まれます。

20年後(約2043年)では、さらなる技術の進歩により、現在の応答速度と比較して100倍以上の向上が予想されます。量子コンピュータの発展や新たな計算アーキテクチャの登場など、革新的な技術の導入が応答速度の大幅な向上に貢献するでしょう。

30年後(約2053年)では、さらなる飛躍的な進化が予想されます。ただし、具体的な倍率を予測することは非常に困難です。量子コンピューティングや脳の神経回路を模倣した新たなコンピューティングパラダイムの登場により、現在の技術水準からは想像もつかないような高速な応答速度が実現される可能性があります。

この回答は、ちょっと控えめなんじゃないかという感じがしないでもありませんが、どうなんでしょうか?(笑)

量子コンピュータというワードも出ています。まだまだ未知の世界かもしれませんが、おそらくAIとの相性は抜群にいいような気がします。1文字打つたびに関係ありそうな探索木を掌握し、その中から最適解を一瞬で絞り込んで提案してくれる。そんな時代が到来するかもしれません。

短編小説:デジタル桜、愛とアイドル

そんな近未来が実際どんなものなのかを前提にして、ChatGPTに小説を作ってもらいました。プロンプトとともにそのまま掲載。

👦
質問を1文字送信する度に、関係ありそうな探索木を掌握し、その中から最適解を一瞬で絞り込んで提案してくれる。そんな超高速AIが誕生している未来という設定で、女子高校生の活発な女子「東雲莉子」の日常を、小説にしてみてください。東雲莉子が使用しているAI「ゴエモン」は、パーソナルデータを持っている自分専用で、コミュニケーションに使用しているデバイスはスマホから脳直結型のバーチャルスマホです。頭の中で「ゴエモン、教えて」と質問すると、一瞬で文字や画像や音楽や動画、あるいはメタバースを空間に投影してくれます。ストーリーは、今日の最後の数学の授業から、放課後に友達の「森下奈々」とファンのバーチャルアイドルのコンサートに参加するまでとします。現在、予想もしくは研究もしくは論文が発表されている発明などを盛り込んで、近未来の生活スタイルをできるだけ盛り込んでください。テクノロジーは、あまり強調せず、生活に溶け込んでいるような描写にしてください。また、ストーリーをドラマチックに見せるために、アクシデントを起こしてください。恋愛に関するものがいいです。

タイトル:「デジタル桜、愛とアイドル」

第1章: 最後の数学の授業


「うーん、これ分からないなあ…」

莉子は頭を抱えながら、板書に書かれた数学の問題を眺めた。この時間、莉子の頭は、複雑な方程式とそれを解くための答え探しでいっぱいだった。

「ゴエモン、これ教えて。」と、心の中で呼びかけると、彼女の視界に一瞬で解答と解説が浮かんだ。莉子は一瞬で理解し、黒板上の問題を手際良く解き終えた。

授業の終わり、森下奈々が駆け寄ってきた。「リコ、今日のコンサート、行くよね?」

第2章: 予期せぬトラブル

「もちろんだよ。楽しみにしてるよ、奈々。」

しかし、その楽しみも束の間、予期せぬトラブルが彼女たちを襲った。莉子の愛用するAI「ゴエモン」が突然、応答しなくなったのだ。

「ゴエモン、教えて……?」と莉子が呼びかけても、一向に反応がない。これまで彼女の疑問に対して即座に答えてくれた「ゴエモン」が、今は静かなままだ。

「どうしたの?ゴエモンが……」奈々は心配そうに莉子を見つめた。

「大丈夫だよ、奈々。きっとすぐに直るよ。」と、莉子は笑顔を振り絞った。

第3章: コンサートへ

その日の放課後、莉子と奈々はバーチャルアイドルのコンサートへと向かった。莉子の心中は、故障したゴエモンと、これから訪れる楽しい時間との間で揺れ動いていた。

コンサート会場は、メタバースの中。彼女たちはバーチャルスマホを通じて、別世界に足を踏み入れる。その世界は、現実世界の制約から解放された、自由で鮮やかな空間だった。

コンサートが始まり、アイドルの歌声が会場を満たす。しかし、莉子の心は、まだ故障したゴエモンのことでいっぱいだった。

そんな中、奈々が不意に莉子に問いかけた。「リコ、実はね、このコンサートのチケット、君にプレゼントしたかったんだ。でも、ゴエモンが……」

奈々の言葉を聞いて、莉子は驚いた。それと同時に、ゴエモンが突然復活した。「奈々、それって……恋愛感情?」

奈々は真っ赤になりながらうなずいた。コンサートの歌声と、奈々の告白。その中で、莉子は少しだけ、ゴエモンの故障を忘れることができた。

後日、ゴエモンは自己修復することができた。その原因は、奈々が恋愛感情を持つたびに莉子に送られていたデータが多すぎて、オーバーフローを起こしていたことが判明した。

莉子と奈々は、それぞれの感情を抱きつつ、新たな日々を歩んでいくのだった。

恋愛感情は、いくらAIが高速になり賢くなっても理解不可能な感じが出ているのがいいかもー。

シリーズ化求む、ChatGPT!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?