【超掌編小説】高揚

「編集さん」

「はい」

「この真っ白な原稿用紙、良いと思いません?」

「はあ」

「ここに今から、なんでも書き込めるんですよ」

「まあ、ワクワクはするかもしれません」

「でしょう。そうだ、この作品のタイトル、『高揚』でどうですか!?」

「笑えますねー。締切直前でなければ、ですけど」

「すいません」

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