核兵器禁止条約について

 下の画像を見れば分かるが、「核兵器禁止条約」を日本政府に求めている各地方自治体では岩手県が100%で、0が山口県、佐賀県である事がわかる。次に最低なのが千葉県の5%である。

 山口県が0なのはあたりまえだろう。なんたって安倍の地元でもあるからだろう。そして、被爆地でもある広島県長崎県が100%でないのは保守政党、特に自民などが勢力を伸ばしているからだろう。広島県はご存知の通り「岸田政権」という米国の「核の傘」の信望者が「核兵器のない世界という大きな目標に向け重要な条約だが、核兵器国は1国たりとも参加していない」からだ、などと被爆者の人たちを蔑ろ、あるいは侮辱しているからだ。
 そして、ちなみに私が住んでいる千葉県船橋市は嘗て「兵站」の街で今ですら旧海軍の船橋無線電信所の記念碑もあり、先の大戦の開戦を告げる「ニイタカヤマノボレ」を讃えているような碑文であり、「兵站」を引き継いでいる事も伺える。

 なにしろ、隣街が昔から兵隊の訓練地もあった習志野市である。つまり、船橋というのは習志野駐屯地(訓練地)の「兵站」を担っていたからだ。今でもそうではないか。

 この記事の最後になるが、ちなみに私の郷里では古くから核兵器廃絶も核兵器禁止条約も政府に求めている。船橋市の記念碑とは真逆の「戦争はいやだ…」から始まる文学碑もある。

  


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