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わたしを苦しめているものはなんなのか

何もすることがないな・・と思った時、You Tubeでバレエのレッスン動画とか、アイドルやら演劇やらのオーディション動画をよく見ていて、もう何度見たか分からないくらいの動画もある。もっと色々アップして~。

わたしも子供の頃はオーディションとか受けていたし、芸事の競争事情はそれなりに知っているから、あの時の自分を投影して見るのが面白いのかもしれません。あとは、必ずサポートしてもらわないといけない家族。何も知らなかった私の両親は一体どういう気持ちで私を送り出していたのだろう?もし私が親だったらどういう教育をするだろうとか考えたりもします。

オーディションで結果を出して舞台に立つこと、いかに良い役をもらうかということ・・。舞台の立ち位置とか、初日か最終日・・どの日に、何回出演するのか・・等々。勿論本番でばっちり結果を出すことも、私はどうもそれがダメなんですね・・。それも才能のうちなんだと思うけど、折角努力しても仕方ないことってあるんだな。(まあそれは後程)

結果が出せなければ次のチャンスは回ってこないんです。言い訳なんて言ってられる雰囲気でもない。失敗すれば先生には見向きもされなくなります。ってパターンはよく聞く。私も然り。

色んな確執があって、子供ながらにライバル心をメラメラ燃やしながらやってたんだよね。だからきっとこの子達も同じなんだろうなーとか思いながら見てたり。10数年ぶりに会った同窓生にあの時○○ちゃんはあの役をやってて凄かったじゃんと言れた。その子の方がずっと凄かったんだけどね。それ位心にグサグサ刻み込まれてた数々の経験。それも今の私を苦しめている一つの要因でもある。

私が場を去ったのは中学2年生の時でした。学校に居るのが嫌で、部活にも一回入ってみたけど途中で放り投げて、部活の代わりにレッスンを増やしてもらったりしてた。そのくらいレッスンが好きだったけど段々なんかダメになっていった。知らないうちにメンタルが弱くなっていた。本番で失敗した。不運にもそれが重なった。いい時もあったんだけどな・・。体がどんどん変化していって与えられたことをこなせる体じゃなくなっていってしまったんだろう。成長するにつれて増々プレッシャーにも弱くなり、考え込むようになったり精神状態もちょっとおかしくなってた。ただの思春期特有の現象だったら良いんだけど。それで、高校受験もあったしすっぱりやめた。レッスンに向かうバスの中で「もうやめよ」ってすっぱり軽く決めたことをなんとなく覚えている。そんな苦い思い出が詰まったバスも、、今も大事な交通手段です。誰もいない所で大きな舞台に立つあの感覚をもう一度じっくり味わってみたい。


アイドルグループとかもね。同じだと思います。誰がセンターに来るか、そしてその後ろ(二番手)、誰の声をどこで使うかとか。MVなら誰のアップが何回あるかとか自然に意識してしまう。ストイックに決めてあると思う。(ハロプロくらいしかわからないけど)3人組のアイドルグループなんかは役割分担が決まってて楽そうだけど・・。

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