NHK「ひるまえほっと」ありがとうございました。
報告遅くなりましたが、6月14日(金)のNHK「ひるまえほっと」に、摂食障害のインタビューで出演させて頂きました。
この摂食障害の特集は、摂食障害の漫画を描いている漫画家のおちゃずけさん(永谷順子さん)を追ったものです。
おちゃずけさんのブログはコチラ
おちゃずけさんも、元摂食障害の当事者です。
この摂食障害の漫画「摂食障害体験記」は、おちゃずけさんにしか描けない漫画です。
初めて読んだとき、ボロ泣きしました。あまりにリアルすぎて。
摂食障害で苦しんでいる私たちの壮絶な苦しみを知っている...自らも経験しているおちゃずけさんだからこそ、ここまでリアルな表現が描けるのだなぁと思います。
私たちの苦しみや葛藤や想いを、すべて汲み取って描いてくださっています。
これは他の漫画家さんには決してマネできないことです。どんな売れっ子の漫画家さんでも描けない作品です。
そのおちゃすげさんにわたしも漫画(その漫画「摂食障害体験記」はコチラ)を描いて頂いて、そのインタビューの様子などを取材して頂きました。
私の作品もたくさん紹介して頂きました。
それから、毎年6月に行われる世界摂食障害アクションディの様子も取材して頂きました。
会場には、おちゃずけさんが描いてくださったわたしの摂食障害の漫画も掲示されていました。
知っている仲間もたくさん出演していて、みんなと一緒テレビに出られたみたいで本当に嬉しかった。
それから、おちゃずけさんからの最後のメッセージがすごくよかった...
↓これはおちゃずけさんのブログからの言葉なのですが
『当事者のみなさん、
語って下さい。
あなたが語ることが
誰かの勇気となります。
そして誰かを支えることが
実は何よりも
自分自身の支えとなるから...』
本当にその通りだと思うのです。
わたし自身がそうだったから。
自分の経験や苦しさを語ることが、知らぬ間に誰かの勇気や希望や、生きる力になっていました。
そしてそれこそが、わたし自身の生きる力に、希望になっていたんです。
だから、
語ってほしいのです。
発してほしいのです。
叫んでほしいのです。
声をあげてほしいのです。
わたしは、語ることこそ治療であると思います。
語ることは、心の中を整理してくれます。
語ることで、感情は昇華されてゆきます。
語ることで、自分自身が見えてきます。
語ることで、新しい世界が拓けてゆきます。
下手くそでも不器用でもいいのです。
上手く喋ろうとしなくていいのです。
ただ素直に、自分の心に正直に、一言ひとことゆっくり自分の言葉で語ってほしいと思います。
それが必ず誰かの希望になります。
生きる力になります。
そしてその希望は、何より誰より、語ったその人自身の生きる力に、希望になると思います。
今回のこの経験は、本当に貴重な経験だったし、記念にも自信にもなりました。
ここまで生きてきた自分を、誇りに思えた瞬間でもありました。
今回お話をくださったおちゃずけさん、そして取材してくださった浅岡さん、カメラマンさん...
本当に本当にありがとうございました♡
こんな風にテレビで摂食障害が取り上げてもらえるようになったこと、本当に嬉しく思います。
でも、まだまだ今ようやく始まったばかりだと思うから、これからも自分なりにできることや、伝えられることを発信していきたいと思います。
今回のこの番組が少しでもそこに貢献できていたらいいなぁと思います。