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「二階堂家屋敷」(旧高山町) 【 八畳敷で何が・・・ 】 好かん殿じょを 八畳敷ぃ据えて 見れば蛙(どんこ)どんの おはらハア 蠅獲い姿(へといすがた) 「鹿児島おはら節」より
樋の間から表座敷を見る 好かん殿じょを 八畳敷ぃ据えて 見れば蛙(どんこ)どんの おはらハア 蠅獲い姿(へといすがた) 「鹿児島おはら節」より 《 八畳敷って何? 》 本論に入りましょう。まず「八畳敷」をどう理解するかという問題です。 県下には、武士たちが住んでいた武家屋敷が当時のままの佇まいを残す屋敷群があります。「麓」と呼ばれる地域です。出水・知覧・入来・高山・蒲生・大口など
【 殿じょの正体をさぐる 】 好かん殿じょを 八畳敷ぃ据えて 見れば蛙(どんこ)どんの おはらハア 蠅獲い姿(へといすがた) 「鹿児島おはら節」より 《 八畳敷に座る? 》
表の間から庭を望む 【 方や、庶民たちはと言うと 】 好かん殿じょを 八畳敷ぃ据えて 見れば蛙どんの おはらハア 蠅獲い姿 「鹿児島おはら節」より 《オットイ嫁ジョ》 さて、「かごんま弁の世界」が醸す雰囲気がおおいに楽しめる歌詞です。私は「おはら節」の中でも傑作と呼ぶべきではないかと評価しています。 しかし、その分、県外の方や年若い方々には「難解」ということになってしまい
二つの屋根をつないだ雨樋(竹筒)の下が樋の間(てのま) 【 アマゾネス的実践例 】 好かん殿じょを 八畳敷ぃ据えて 見れば蛙どんの おはらハア 蠅獲い姿 「鹿児島おはら節」より 《ひったまがった 会場にいてそんな学会の雰囲気を楽しく味わいながら、ふと頭をよぎったことがありました。 それは、昔読んだ「東方見聞録」です。
好かん殿じょを 八畳敷ぃ据えて 見れば蛙どんの おはらハア 蠅獲い姿 「鹿児島おはら節」より 《蛙どんの蝿獲い姿》 その一方で、数百年という長い歴史を継いだ「武士」という身分がありました。 その結婚に関する習俗は、庶民と大きく違っています。 武家社会では、何事につけ父親の許しが第一条件でありました。 気の早い家では、まだ幼児のうちに結婚する相手が決まっていたとも言い ます。当然、父親どうしが取り決めたものです。 「