砂上の楼閣
綺麗に終わったじゃないか!
なんて言葉が聞こえてきそうだが、何事も晩節は汚れるものだと主張したい。綺麗な終わりなんて、ないのだ。
半年で卒論を書き終え、院試の合否を確認した僕は、またも日本の外へ吹っ飛んだ。
慣れたドイツを拠点に置き、友達と半年ぶりの挨拶を交わすとすぐさまエジプトへと渡航した。
(2020年2月11日 エジプト空港近くホテルにて)
悪天候に見舞われ、ウクライナで謎の一泊をすることになった。
そしてエジプトに着いたのは深夜。
ここでももう長距離の移動がしんどく、空港近くの適当な(リッチな)ホテルで一泊した。
プールもある!とテンションが上がるものの、不幸続きで疲れてしまい、縁ではしゃぐのみ。
(2020年2月12日 ギザのホテル屋上より ピラミッド①)
本来泊まる予定のホテルへ移動
(2月12日 ギザのホテルの屋上より ピラミッド②)
ライトアップは蛇足だと感じた。
(2月12日 ギザ高原①)
(2月12日 ギザ高原②)
(2月12日 ピラミッド内部)
ひんやりしてます。
(2月12日 ギザ高原前 レストラン)
汚くてすみません。本当に美味いです。
(2020年2月13日 カイロ駅周辺のストリート)
(2月13日 カイロ駅)
(2月13日 アレキサンドリアのホテルにて)
(2月14日 アレキサンドリアのホテルにて 朝食)
天候は曇り
(2020年2月15日 大エジプト博物館 展示物①)
(2月15日 大エジプト博物館 展示物②)
驚くほど状態がいい。
(2020年2月16日 ナイル川の船ツアー①)
生でこれを見たら、男はメロメロです。
(2月16日 ナイル川の船ツアー②)
実は、悲しいことに僕は世界史を真面目に受けてこなかった。
そのため、ここに来て、不勉強を思い知ることになる。
知識とは土台だ。
これを疎かにした僕の経験など、砂上の楼閣に過ぎないのだ。
2021年12月18日
なおと
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