【MLB】ジャージーパッチでメイクマネー
どうもペンでございます。
野球が好きです。お金はもっと好きです。はい。
今回はMLBで2023年シーズンから導入されるジャージーパッチ(ユニフォーム袖の広告)についてです。
このnoteでは主に各チームの契約状況についてまとめていきます。
MLBのジャージーパッチの価値はとても高い
マーケティング・リサーチ分野のトップ企業NielsenによるとMLBが今年から導入するジャージーパッチの価値はNBAの胸元のジャージーパッチの3倍以上の価値があるとのことです。
詳しくはニールセンが出しているレポートをお読みください。
スポンサー企業紹介
次に各チームが契約したスポンサー企業を紹介していきます。
Boston Red Sox
スポンサー:MassMutual(生命保険)
契約日:2022/11/30
レッドソックスはボストンに近いマサチューセッツ州スプリングフィールドに本社を置く生命保険の会社 MassMutual と10年間のスポンサー契約を結んでいます。
シンプルで良いですね。
この10年契約にはフェンウェイパーク内の広告の契約なども含まれており、2023年シーズンからグリーンモンスターの天井部分にMassMutualの大きな看板が建てられています。
Detroit Tigers
スポンサー:Meijer(スーパーマーケット)
契約日:2023/5/25
タイガースはミシガン州を中心にアメリカの中西部でスーパーマーケットをチェーン展開している Meijer と複数年の契約を結んでいます。
2023年5月にはカーディナルスとブレーブスもジャージーパッチの契約を結んでおり、2023年シーズンに入ってから契約の締結が加速的に進んでいます。
MeijerはNHLレッドウィングスのヘルメット広告のスポンサー企業でもあり、デトロイトのコミュニティに深く関与していることが分かります。
Houston Astros
スポンサー:Oxy(石油)
契約日:2023/2/9
アストロズは地元ヒューストンの石油会社 Oxy と7年間のスポンサー契約を結んでいます。
2023年シーズンのホーム開幕2連戦ではワールドチャンピオンを記念してOxyのロゴもゴールドに着色したスペシャル仕様でお披露目となりました。
Los Angeles Angels
スポンサー:FBM(建材卸)
契約日:2023/2/4
エンゼルスは地元オレンジカウンティの建材卸企業 Foundation Building Materials(通称 FBM)と3年のスポンサー契約を結んでいます。
今年から大谷翔平選手が投球する際にはこのスポンサーパッチも必ず見ることになります。
日本への販路も一気に広がっちゃいますね。
Atlanta Braves
スポンサー:QUIKRETE(建築資材)
契約日:2023/5/18
ブレーブスは2023年のシーズン中に北米の建築資材のパイオニア企業QUIKRETEとジャージーパッチの契約を結びました。
このブレーブスの契約でMLB全体の1/3の10チームがジャージーパッチの契約を結んだ形となります。
QUIKRETEのロゴの黄色はブレーブスのチームカラーの1つですし、近年ではRonald Acuna Jr.などのラテン系の選手がリストバンドやバッティンググローブに黄色のアイテムを大胆に取り入れているだけに配色としては完璧に合っているんじゃないでしょうか。
Miami Marlins
スポンサー:ADT(太陽光エネルギー)
契約日:2023/3/29
2023年シーズン開幕直前の3/29に正式発表されたのがマーリンズとフロリダ州ボカラトンに本社を構える太陽光エネルギー企業 ADT とのスポンサー契約です。
太陽のイメージがあるフロリダらしいスポンサー企業ですね。
New York Mets
スポンサー:NewYork-Presbyterian Hospital(病院)
契約日:2023/4/6
メッツは2023年シーズン開幕直後の4/6に世界最大級の規模を誇るニューヨークの病院グループ NewYork-Presbyterian Hospital とジャージー契約を結びました。
この最初の広告は同地区のフィリーズと同じカラーになっているとファンたちが騒ぎ出したところ、なんとオーナーのSteve Cohenもこの意見に同意し広告のカラーリングを修正させるという騒動を起こしています。
Cincinnati Reds
スポンサー:Kroger(スーパーマーケット)
契約日:2023/2/2
レッズも地元シンシナティで生まれたスーパーマーケットチェーン Kroger と年間500万ドルでジャージーパッチのスポンサー契約を結んでいます。
レッズとKroger社は1953年からなんと70年もスポンサー契約を続けているということでこのジャージーパッチの契約も長年の信頼関係の上に成り立っていると言えるでしょう。
St.Louis Cardinals
スポンサー:Stifel(投資銀行・金融)
契約日:2023/5/2
カーディナルスは2023年のシーズン中にセントルイスに本社を置く投資銀行Stifelとジャージーパッチの契約を結びました。
Arizona Diamondbacks
スポンサー:Avnet(電子部品)
契約日:2023/2/2
Dバックスも地元フェニックスに本社構える電子部品メーカー Avnet とスポンサー契約を結んでいます。
パッチがデカい。
San Diego Padres
スポンサー:Motorola(通信機器)
契約日:2022/4/19
昨年2022年4月、1番最初にジャージーパッチの契約を結んだのがパドレスでした。
スポンサーは携帯電話などの通信機器メーカーとして知られる Motorola です。
日本でもご存知の方が多い企業なのではないでしょうか。
こちらもパッチがデカい。
フィリーズのユニフォームの裾から番号が消えた
フィリーズのユニフォームの特徴と言えば右肩の裾部分の番号ですよね。
筆者もこの右肩の番号があるからフィリーズのユニフォームはかっこいいと思っています。
しかし、今年からなんとこのフィリーズのユニフォームの最大の特徴と言っていい右肩の番号が消えてしまいました。
フィリーズの番記者であるMatt Breenによるとジャージーパッチのために右肩の番号を取り除いたそうです。
まだフィリーズは契約を結んでいませんけども。
ジャージーパッチと肩の番号の件は話が違う気がするんですよね。
右肩の番号ってフィリーズのユニフォームのアイデンティティでしょ。。。
情報増え次第更新予定
今回は今年から導入されるジャージーパッチの契約状況についてまとめてみました。
スポンサーのロゴがユニフォームに付くことには皆さん賛否あるでしょうが、決まったからにはしっかりスポンサーを見つけてメイクマネーして欲しいところです。
最後に改めて現在契約を結んでいるチームをおさらいしましょう。
現在ジャージーバッチの契約を結んでいるチームは
レッドソックス
タイガース
アストロズ
エンゼルス
ブレーブス
マーリンズ
メッツ
レッズ
カーディナルス
Dバックス
ドジャース
の11チームになります。
ヤンキース、ドジャース、ジャイアンツといった大都市の人気チームもまだ契約が決まっていません。
次はどのチームが契約を結ぶか楽しみですね。
それでは。今回はこの辺で。
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