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毎日応援 99

子どもたち、死なないで、人に話そう。知ってもらおう。危なくない場所へ行こう。この「毎日応援」を書き始めたのは、北海道での子どもの自殺がきっかけの一つだった。全くもって自分は、人になんか言えるような人間ではないんだけど、自分が助けられてきたことが多かったことと、知っていれば、と思うことと、失敗ばかりの人生だったから、失敗したらこれはわかった、みたいなことは書こうと思ったことと、やっぱり生きて笑顔でいてほしいと思ったから。居ても立っても居られなかった。


この表紙の絵を描いたより昔、パラス・アテナの絵画に助けられていた。そしてわたしも自分を救いたくて上に載せた絵を描いた。

これがその助けになった元のパラス・アテナの絵。

(Wikipediaより、『パラスとケンタウロス』。
主題は情欲に勝利する貞潔の象徴としてのギリシア神話の女神パラス・アテナ(ローマ神話のミネルヴァ)とされている。)


性的なことで、苦しめられている存在を助け、それを懲らしめる象徴としての絵画だ。


全く知らない人や、知り合いからでも、相手の一方的な思いから人生が嫌になるようなことがある。

ストーカー的なことから、もう少し軽い一方的なことから。

芸能人の人なんかは、有名で逃げられないから大変だろうなと思う。

でも、有名じゃない人は、逆に表に出せないし、人の目がない分、何か起こってからじゃないと対処してもらえず、危険な目にも遭う可能性があって、人生が暗いものとなる。


先の、北海道の自殺した子どもも、生きていられなくなるような事をされていたのを知って、悲しかった。

でも。。。

いろんな人に話そう。
そして、どうか命を絶たないでほしいと思うよ。。。


知らない人で、公的な機関でも、
警察でも、
弁護士事務所の無料相談でも、
人生テレフォン相談でも、
ユーチューバーのお悩み相談でも、

とにかく、たくさんの人が居て、見ていて聞いてくれてて、なおかつ、個人のことは匿名で通せるところにまず、あたってみるのはどうだろう。


そして、その時大切なこと。
警察でも、大人にでも、先生にでも、
できたら一人で相談に行かないでほしい。

誰か目撃者となってくれる人を連れて、行って欲しい。
そして必ず録音も録る。

つけ込む人って必ず、残念だけど居るから。
隠蔽する人も。


だから、信頼できる人とか、
全く知らない公的な場所での大人でもいいから、頼めるなら、その人たちの目の前で、とか、
いくつもの目があるところで、相談してほしい。

とにかく、嫌がらせ、いじめ他、ネットなんかで拡散とか、もう行き着くところまでやられたら、
とにかく、開き直って、知っていてくれる人を、沢山、周りに置いて、
守ってもらおう。


これが、正解かはわからない。


でも、死ぬことを選ばないで違うことも試してほしい。



昔、若ーい時のこと。
あまりに辛くて、全ての活動をやめて、何もかも隠して、隠れて生きるしかない、と思い詰めるようなことが何年も続いた。


まあ、知らない人からのストーカー的な嫌がらせ。


真っ暗闇のトンネルの中に居て、もう一生出られない、毎日怯えて、そんな気になっていた。


その時、ある公の場での仕事が来た。


その打ち合わせの時、わたしの経歴や、名前を載せるというので、主催の人からの打ち合わせの電話が来た。


元々、その人は大人の知り合いの人で、ほとんど話したことはなかったけど、繋がりのある人で、仕事もその人からの仕事だった。


そこで、ついに、ほとんど人には、話せなかったストーキング的な嫌がらせや脅迫をされていることを口に出した。

何年も、怖くてある一人の人以外には、誰にも言えなかったから。


そして、怖いから名前を変えて、顔も出さないで、活動も世には知られないように、とか、話したら、
ハッキリ言われた。


「何言ってるの?
あなたが何もしてないのに、このまま一生隠れたようにして暮らすつもりなの?

おかしいでしょ。

心配はいらない。
僕たち大人が居るでしょ。

僕たちの周りには、医者もいる、警察官も、弁護士も、あらゆる職種の人たちが居る。

どうやっても助けるから、そんな事に負けてはいけない。

何でも話しなさい。

必ずいろんな人に声をかけて、一緒に助けるから。

わかったね?
そんな事で自分の人生を閉ざしてはいけない。

次困った時にはすぐ、相談しなさい。」


って。


泣いたよね。。。


実は、この電話の、ほんの直前に、初めてこのことを大人に話していた。


前に、夏目漱石の「こころ」を読んで、というnoteを書いたことがあるんだけど、その中に出てくる「わたしの先生」が居て、
その人に初めて、怖い思いをし始めて何年も経ってから、話した。


その時、怒られた。


先生に話したら、慰めてくれるのかと思っていたんだけど、、、。


先生は、わたしの話を聞き終えてから、ちょっと黙って、
沈黙の後、ハッキリ言ったよね。


「しっかりしなさい。

わたしの知っているあなたは、そんな人だったか?

あなたはもっと、大きなドンとした光の大きな柱のような人だったはずだ。


何を言っているのかね。

もっとしっかりしなさい。」と。


まあ、わたしはかなり図太い人間だから、先生が自分の研究室に訪ねてきたのはわたしが後にも先にも一人きりで、
怖くないか?と聞かれたくらいだったから(^◇^;)


その強いはずのわたしが、隠れてビクビクして生きているのを知った先生は、めっちゃ怒った。


というか、強い口調でハッキリと言った。


そこで、なんかハッとした。


で、泣いて泣いて泣いた。


ほんとに怖かったから。


初めて人に言えたし。。。



そしたら、その直後、この仕事のことで、別の大人の人に言われた。

沢山の大人に話しなさい。
あらゆる職業の大人が居るから、あなたを必ず助けられる、と。



で、泣いた。



怖かったからね、、、。



安心した、というより、

そんな方法があったのか、って。

子どもってね、話せないんだよね。
人に。
特に大人には。


わからないしね。。。



だから、どうか、子どもたち、
公的な機関でも、
どこでも、とりあえず、電話したり、聞いてもらったり、知ってもらうのはどうだろう。


坂口恭平さんという、大人が居る。

この毎日応援を書き始めたもう一つのきっかけになった人だ。

世界に自分の電話番号を公開していて、自殺するならまず俺に電話して、と長年電話に一人でずっと出ている人だ。


その人を知ったきっかけがまた、不思議で。


ある時、公園で大きな木を見ていた。

すると知らない若い女の人に話しかけられた。

その人いわく。
「知らない人に普段なら絶対声をかけたりしないんだけど、これは初めてのことなんだけど、
どうしても話しかけたくて。
毎日通るこの公園のこの木が好きで、この木の前にあなたが居るのを見て、どうしても話しかけなきゃと思った」って。


で、いろいろ話をして、友達になった時、聞いたのがこの「坂口恭平」さんのこと。


自殺をしようと、何年も引きこもっていたけど、その人の電話のことを知って、かけてみて、それがきっかけで、自殺をやめて、こうして外にも出られるようになったから、ぜひ坂口さんのことを知ってほしい、と。


で、これまた不思議なことが。

新しい職場になった時のこと。
なんと、その職場の人に坂口恭平さんの事を話したら、知り合いだった(^◇^;)

昨日も電話したところでしたよ、だって(^◇^;)


こんなこと、ある?って思ったけど、ご縁とは不思議で、お会いしたことは無いけど、坂口恭平さんのツイッターがきっかけで、この毎日応援を書こうと思った。


実はこのnoteを書く前、あちこちでいろいろブログは書いていた。


でも、また、別のストーカー的な人の事があって、全部消した。

若い頃のことは、不思議なんだけど、先生や大人に話して、わたしの心が変わってから、
ピタっと、嫌がらせがなくなった。


次なんかあれば、その大人や警察に相談しようと思っていたから、心が強く変わったからか、
それはわからない。

でも、それは乗り越えられたし、終わった。
終わりにしようと決めたし。


でも、また違いはあれど、いろいろ起こった。

で、もう疲れちゃったんだね。

生きることもできない、って他のこともあって。


死のうとは思わなかったけど、生きてないだろうな、となっていたから。


でも、乗り越えられたんだねえ、これが。


不思議なご縁があって。。。


遠回りやら、しなくていいリセットを繰り返して、試し試しでやってきただけだから、
これが正解なんては言えない。


でも、経験値として言えることがあって、

一人で黙って抱えない。

公的な人、場、沢山の人の目に触れて証人が沢山いる状態にして、明らかにしていくことは、自分を守ってくれることになる。

一人の人だけ、とかにしない、ならないようにする。

信頼し過ぎて、その人に裏切られることがあるから。
(これも体験済みよ(^◇^;)
ほんと、やらかすよね(^◇^;))

でも信じられる大人は必ず必ず居る。

でも、その人に依存してはいけない。

録音も録る。
相手をおとしいれる人は、自分の立場が危なくなると、どんな嘘でもつく。
そして、自分も言ったことは意外と覚えていないものだから。
何かの時にはね。対峙する時とか。


でも、信じることを捨てない。
信じる心は、捨てない。

自分の幸せのために。

いいことが自分に起こる事を許せる、そして、信じられる自分でなきゃ、幸せも入ってこないからね^ ^



後はね、

目に見えないものの加護もいただくこと^ ^


ほら、ご先祖さまとか、おじいちゃん、おばあちゃん、そのお母さんのお父さんのお母さんのお父さん、、、って居るから今、生きてるわけでしょ。


その皆さんに感謝する^ ^


そして、助けが自分に来る事を信じる^ ^


どうやってかはわからないけど、助けは来るって。

好きなお不動様や、神様や、天使でも構わない。

ペットや、木や、好きなものが自分を守ってくれる、でも構わない。


とにかく、見捨てられたような時でさえ、知らなくても、気づかなくても、みんな守られている。

だから、助けを求めたり、
助けられることを信じて、
今に感謝の気持ちを持つの。


そしたら、すぐではないかもしれないけど、
何かが動きだすから。

だから、助けて、と、まず動いてほしい。

紙に書いてもいい。


どうか、思いもかけない嬉しい日も来ることに心を少し開いていてほしい。


そんなことすら思えなかったし、想像すらできなかったわたしでさえ、
こんな風景が見られる日も来るんだ、と思えたから。

だから、自殺しないでほしい。。。



好意を抱く、ということを、自分の欲求を押し切るものとして使うとしたら、他人の人生を踏みにじり、暗くする。


でも、それに負けないで、そして、それに人生を明け渡さないでいてほしい。。。


わたしには、何もできないと思うけど、

辛くて仕方ない側の体験も、
同じ年頃の子どもを持つ親の気持ちも、
助けられると動く大人の気持ちも、
それを知っていれば、という若い時何も知らなかった恐怖や不安や後悔も、
乗り越えることもできるという体験もしたから。。。



一つ言えるのは、
わたしは立派な人間ではないから、
失敗ばかりして、迷惑かけて、死にかけてきた人間で、助けられて生かされてる、ってことだけ
(^◇^;)


そして、面白いこともあるから、ってこと。



生きててほしい。



この、パラス・アテナは、
理不尽に女性を追い回して追い詰める男に制裁の鉄槌を食らわす女神なんだけど、
ほんとに鉄の鉄槌を持ってるんだよね。

この、大きなポスターをたまたま、美術館で無料配布しててもらって帰って、前に部屋にずっと貼っていた^ ^

意味も最初は知らなくて。


でも、とても人生で苦しい時期、裁判所に行っていた時期でね。
とっても励まされた^ ^


で、わたしも描いてみた^ ^

パラス・アテナは、戦いと知恵の女神。
知恵の象徴であるオリーブの枝を右手に持って、あなたに問うんだそう。

「この知恵の象徴であるオリーブの枝を受け取って、知恵とともに、わたしと戦うか?」と。


自分に、知恵と共に戦うことを、向き合うことを自分に許す。

それも、大事かもしれない。


ほんとに勇気が必要だったりするから。

怖い時には。


守護がありますように。


心臓に、ハートに、心に、
いっぱい元気と愛が流れ込んでいきますように。




ありがとうございます。



戸張碧月


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