朝霧行くならBADBADNOTDOOD
こんにちは。ルーズ・リーです。
2019年のフェスシーズンもそろそろ終わりに近づいてきましたね。
直近だと東京でジャズフェスとして世界で名高い〈MONTREUX JAZZ FESTIVAL JAPAN 2019〉が3日間開催され、静岡は朝霧では〈朝霧JAM 2019 - It's a beautiful day〉が開催されます。
あー、行きてぇー!
行く方、いらっしゃいます?
羨ましいっす。当方、学生。バイトをするもお金が貯まらず...。
ま、そんなこんなで私は上記のフェスには参加できないので、
「このアーティストの演奏を見てきて!私に感想を教えて!」
という願いを込めて今回は
BADBADNOTGOOD (以下、BBNG)
というバンドを紹介します。
BBNGは上で言った両フェスに参加するので、この記事で気になった方は彼らの演奏を観るチャンスが存分にあります。
さてさて、本題へ。
BADBADNOTGODってどんなバンドなん?
一言で表すと
「hiphop界隈がざわついた、フュージョン系のバンド」
です。と言うのも、彼らはhiphop界隈の"Odd Future" (Tyler, The Creatorを筆頭に売れに売れてるThe InternetのSyd tha KydとかFrank Oceanとかが所属)に見出された経緯があるから。
んで、これがBBNGがOdd FutureのOrange JuiceとAssMilk(ごめん、元ネタが公式に配信されてなかったからURL貼れなかった)って言う曲をカヴァーした時の動画。このビデオがTyler, The Creator本人の目にとまって一気に有名になったという訳です。
この動画を見聴きしてもらうと分かると思いますが、インストです。でも、インストにありがちな”飽き”は全くありません。ずーっと聴いていられる。
なんでやろか。考えられる要因はたくさんあるけど、1番は演奏技術じゃないかと思います。
まず最初に鍵盤に耳が持っていかれて、気持ちよくドラムとベースの音が入ってくる。
これ、ジャズから派生したフュージョン系のバンドだから可能なんでしょうね。セッションをすることでこなれ感(語彙力のなさが露呈)が漂っています。
要するに
「この曲、一生懸命に練習しましてん!」
という雰囲気が一切ない。
ふーん。じゃあ、カヴァーじゃなくてオリジナル曲はどうなん?と思った方、次の動画をチェケです。
さっきのカヴァーに比べてオリジナル曲の方が情景が浮かんできませんか?
私も初めて聴いた際に、「007で流れてそうな音楽やな」と映画的な情景やストーリーが次々に脳内で再生されたことを覚えています(この時はConfessions feat. Leland Whittyを聴いていた)。これは、サックスやクラリネットなどの管楽器を用いた演奏や彼らのルーツが作用した結果だと思います。
ここで言いたいのは映画的であるがゆえに、音楽ジャンルの垣根を超えているバンドであるということです。世の中にはいろんな映画がありますが、多くの映画はシーンによって異なるジャンルの音楽が流れますよね。そんな感じです。
そう、これこそがBBNGの魅力。上で私が彼らのことを「フュージョン”系”」と紹介しているのもこのためです。
なんとなく彼らの魅力が伝わってきましたでしょうか?
楽曲の魅力が伝わってきたと信じて、次の話題。
こんなイケてる人らが何を聴いてるのか気になるわぁ〜!
はいはい、こりゃー気になりますわな。
調べてみるとどうやら、メンバー全員音楽オタクです。
めちゃめちゃいろんなもん聴いてる...。
とても分かりやすい動画が有名チャンネルにあがっていたので、ひとまず載せますね。
めっちゃ気さくな人らやな。
いや、そんなことよりやはりか!というLPがたくさん紹介されていましたね。
特に、mahavishnu orchestra 、john coltrane、Eric Dolphy あたりはかなり彼らのルーツに近い感じがします。
ただ、SSWのTobias Jesso Jr.が出てきたのは少し意外でした。しかし、よくTobias Jesso Jr.の曲を聴いていると彼の曲もまた情景描写に富んでいます。
メンバー全員が聴く音楽を共有する、というスタンスがあらわれている選曲ですね。
ということで...
彼らの演奏めっちゃ聴きに行きたくありません?
私はとっても行きたいよー!
みなさん、聴きに行ったら感想を教えてくださーい。
楽しみにしています。
BADBADNOTGOOD メンバー
Matt Tavares - keyboards, synthesizers (2010–present)
Alexander Sowinski - drums, sampler (2010–present)
Chester Hansen - bass guitar, upright bass (2010–present)
Leland Whitty - saxophone, flute, viola, violin, guitars (2016–present)
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