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悩みや嫉妬を持たず、平穏な心を持つには。

昨日、姉のこどもがうまれた。
さっき、まだ生まれて間もないその子の動画が送られてきた。

「え?ここどこなの?
わたしだれ?ん?ん?」

っていう顔をして、

右に左に目をキョロキョロとさせている。

まさに新生児の鳴き声を出しながら、
あくびも一緒にしちゃっている。

あ、、なんだろうこの気持ち。
なんだか泣けてくる。



ちょうど4年前の2月。
当時結婚していた旦那さんは、
こどもはいつでもいいよ、
と言っていた。

でも、そこから1年も経たないうちに。
やっぱり子どもは欲しくない、
に変わった。

当時30歳を超えていた私。
子どもがずっとほしかった私。

目の前が真っ暗だった。
まさに悲劇のヒロイン。



その日から会社から家まで
だいたい2キロくらいの道のり。

あまり街頭がない暗い道を
冬の寒い夜、毎日泣きながら帰っていた。

でも、2週間くらい
経ったある日。

人生99%決まっているっていうし、
いつまで悲劇のヒロイン気取ってるの!?
あーもうバカバカしいから、
やーめた!


と吹っ切れた瞬間があった。

いまでもその時の時の事を
鮮明に覚えている。

そこからは
ひたすら情報集め。

心理学・パートナーシップの情報を
片っ端から読み漁り、

共通していた大切なポイントは
これでした、



「自分がまず幸せになること。」


たしかに、
その当時はなぜか不安で、
いつも「するべき」ことを
優先させていた。

自分が「したい」ことなんて、
なんだかわからなかった気がする。

不安を埋めるために
がむしゃらに動いていたから、

「幸せ?ん?」
「したいこと?んん?」

ってなっていた。



でも、そこからひたすらひたすら、
自分のしたいことってなんだっけ?
って問い続けて、

あ、そういえばダンスが好きだったんだ、
って気づいて、

これまで行っては休み、行っては休みを
繰り返していたダンスのレッスンに
週4日も行くようになった。

そうやって、
自分が「したい」と思うことをすることを
自分に許可しはじめたら、
少しずつ楽しくなってきた。

もちろん、
旦那さんとの関係で悩んでいたけれど、

前向きに毎日を過ごそうという
気持ちの原動力になっていった。


これまで毎日を楽しんでいなかったから、
それじゃだめだよ~って、
きっと人生強制終了がかかったんだな、
って思えるようにもなった。



そして今、
バツイチで独身だけど、


毎日夜寝る前に、
「あ~今日もいい一日だったな」と、

とても満たされた気持ちで
眠れるようになった。

これまでは
刺激をいつも求めていたけど、

ほんとうに何の代わり映えのない1日を
味わって生きられるようになった。


自分が満たされていると、
人と比べることなんてなくなるから、
まわりの幸せを
心から祝福ができる。



やったことは、

自分が好きなことを
ただ楽しむこと

それを自分に許可しただけ。


さっき送られてきた
赤ちゃんの動画を見て泣いたのは、

「赤ちゃんをうむことが
 私はできなくて、
 悔しい、悲しい」

という気持ちではなくて、

ただただ、

「かわいいな。
 愛おしいな。」

という気持ちだったんだと思う。

自分が望む結果が得られなかったとしても、
それでも人生はまだまだ続いていくから、

得られなかったものや
ないものに執着するのではなくて、

あるものに感謝して
あるものと一緒に

幸せに生きていきたいな、
なんて思ったのでした。

* May(コーチ・カウンセラーのたまご。) *
「自分が幸せになることを許可できない」「そもそもなにが幸せなのかわからない」など、あなたのテーマに合わせたカウンセリングのモニターをnoteで近々募集する予定。もしよかったらフォローしてください♡
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普段はIT企業ではたらく35歳。2022年夏にヨーロッパへの移住を予定。
離婚を機に心理学・コーチングなどに興味を持つ。”枠にとらわれず、のびのびと生きる”を実現したい人のお手伝いをするのが目標。自己肯定感に関する数々の本の著者でもある根本裕幸カウンセラーに師事。

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