Looking Back 2022③
noteを使うことにしたのは、これまでやってきたサイトやブログをひとつにまとめる手はないか、というところであれこれ探し始めたことに端を発しています。
振り返れば2000年、20世紀の終わりに始めた「ホームページ」からスタートしているわけですが、初期のころのテキストベースな感じを続けている人はいまや極めてまれ。なんならブログはともあれ、サイトそのものをやめて、というより続けている人のほうがまれ。時間は過ぎるし、やっぱり流行り廃りはあるし、です。特に自分でサイトやっている(た)人は、デザインがね、はっきり言うとキリがないし、こだわり始めると、遊びでやるには限界がある。まあ自分が年を取ったっていうのもあるんですけど(これが大きい)、要するにメインコンテンツの更新もままならないのに、デザインをあれこれ悩んでいるのがもったいないと思ったんですね。さらに。レンタルサーバにも限界を感じるようになった。流行りが変わって行けば、ユーザーも動いて行くわけで、運営が難しくなるとサイトに広告が入るようになる。当然それを嫌って有料ででも、と思うわけですけど、それが更新がたいへん。日々やっている場合はいいけど、久しぶりに開けたらサイトが消えてるなんてこともあり、あきらめました。ここはマガジン形式で複数のコンテンツを同時に進行できるし、それを俯瞰して見てもらえるというのが素晴らしい。去年の11月から使い始めていますが、ようやく使い方が少しわかってきた感じです。形は変わって行くでしょうけど、消えないことを望みます。
さて。今年はそんな感じで少しずつ、本来のサイトを復活というか少し更新することができ…かけている感じですね。まだまだですけど、このペースが限界かな。先日、仲良くしていただいてる安部さんの「どーくりくん」が連載2000回(12月21日)を迎えたということで(おめでとうございます!)、続けていくことが本来すごいんですけど、同時にカウントしているっていうのも大事だなあって思ったんですね。上手く言えないけど、回数を重ねていけるというのは、大人になると意外になくないですか?僕らは通算でいったい何回ライヴをやってきたんだろう?なんてふと思ったり。ブログを振り返るのでも頭痛いしなあ(苦笑)。こうやって「しまった!!やっておけばよかった!!」って思いながら今年も過ぎていく感じですね。
昨今はツイギ(Twitterギター界隈の略らしい)でのMNG(My New Gearの略らしい)というコンテンツ?が流行りなのか、やたらと見かけるようになりました。流行りもあるんでしょうけど、自分の好みがAIに読まれてるんでしょうね。とにかく増えた。もうひとつ、今年はギターがひどく値上がりしましたね。円安のせいももちろんあるんでしょうが…一昨年あたりからこのカスタムショップフィーチャーはなんだろうなと思うことがありましたが、ここへきてそういうことだったのかという感じ。いやーギターなら先物やれたなあ。2年先くらいじゃダメか(笑)。お店でも一見さん相手というのを感じるようになって(批判じゃないですよ。仕方ないと思います。実際一見だし)、30年前のサンセットみたいだなと思うようになりました。そのあとが同じにならないことを願うばかりです。
うちのバンマスはギター断捨離を始めたそうで…僕には買い替えているように見えるだけですけど(爆笑)、自分のMNGは、2本。ペイズリームスタングとHIDAKAギター。
ペイズリーは博多の先輩のおかげで完成し(感謝!)ましたが、ムスタングについて調べ始めた時の気持ちやなんかあれこれを思い出すギターになりました。長年ムスタングを集め…まあ集めようと思ってるわけではないですが(だれも信じませんね^^;)、改造した際に外したピックアップを今回つけたんだけど、70年代のやつはハウる(ものがある)、とすごく初期に書いたのを思い出すくらいハウるんですね。パワーがなくて。うーん、これは替えるかなあどうしようかなあ、と考えながら年末になってしまいました。ライヴで使ってみるとあれこれ出てくるんですよね。やっぱりライヴありきです。もう一本のHIDAKAギターはもう本当に偶然の出会いのひとめぼれ。
20年以上前に一時期、自分の体格に合ったギターはこれだと思って探していたダブルオータイプ。当時は本当になくてですね…いや、サイズ的にはあったし、モノもあったんでしょうけど、カッコいいとか音的にいいなと思うものに出会えなかった。スロッテッドヘッドならではのテンション感?日高くんの作るギターならではの音の立ち方、何よりその顔つき。いいギターに出会いました。まだスロッテッドヘッドを上手に使いこなせてなくて、もう少しうまく弦巻かないとってところのレベルですけど、これは絶対にいい感じに育つと思います。さあ、ギター探しの旅は終わったか?と自分に問いかける年末。紅白のときに時代遅れのロックンロールバンドやる人たちが新しいギター持っていなければ大丈夫(笑)。