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雲を翔びこせ~44年前の渋沢栄一。

※1978年に放送されたテレビドラマのネタバレがあります。

昨夜1月10日、スカパーTBSチャンネルで44年前のドラマが放送されました。われわれCharファンが長年待ち望んでいた?アイドル時代の出演作品です。放送が78年9月だからほんとにアイドル時代の最後期ですね^ ^

このドラマは、渋沢栄一を主人公にした幕末から維新の群像劇です。お札になることが決まってからなのか、盛り上がったからお札になることになったのか、どっちだかわかりませんが、渋沢氏、時の人、ですよね。何度見ても鈴木慶一さんにしか見えませんが^^;ともあれ、昨今の渋沢栄一ブームのおかげで、このドラマが放送されたと確信しています^ ^

僕自身、渋沢栄一を知ったのはドラッカーつながり。ドラッカーが渋沢すごい的なことを言ってるって知って論語と算盤を読んだ。

当時、21世紀になってすぐの頃ですけど、なんだか世の中が自己啓発ブームになって。ありましたよね?なんだろうな、って思いながらも、自分も古典を読もうと思っていた時期だったのでベンチャーより古典だろ的に遡っていった。フランクリンとか福沢諭吉とか松下幸之助とかデールカーネギーとか。なんかの番組だったか達郎さんがデールカーネギーの話してて、ああみんなそういうの読むんだとか思ったり。けっこう読みましたね。まあビジネスマンのみなさんはふつうに読むんでしょうけど^ ^;

渋沢栄一、ドラマとくれば、ついこないだまでNHKでやってた「青天を衝け」。これと比較してしまいます。栄一は吉沢亮くんですけど、「雲を翔びこせ」は西田敏行。高良健吾の喜作は武田鉄矢。40年の時空を越えると若干の歪みが…^ ^というか実際西田さん武田さんも若いんだけど、キャラクター設定というか、ちょっとニュアンス違うのかな。しかし。我らがCharさん、ドラマでは「チャー」表記ですが、彼が演じたのは尾高長七郎。昨年のドラマで演じたのは満島真之介。ここは半世紀近く時間が経っていてもイメージかぶってますよね?危険な感じをはらみつつカッコいいイメージの人物。

見るまでは誰を演じていたのかも知らないし、ちょい役だったのかと思いきや。特に前半、存在感ありありでけっこう長い時間登場しています。エンディングにももう一度登場して。

基本的に実在の人物ということもあり、話の突飛なずれもなく。2時間ドラマだから内容は駆け足だけどダイジェスト的な感じでよくまとめられています。大河が晩年まで追ったのに対し、このドラマはここから実業家として行くぞみたいなところで終わり。時間の制約を考えれば、濃い内容だと思います。

今なら演じ手として、尾高長七郎をどう捉えていたのかとかいろいろ聞くんでしょうけどね^ ^今だからこそ、あれこれ聞いてみたいものです^ ^

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当時はまったく知らなかったけど、エレックアーティストのバックミュージシャンだったCharさん、武田さんとの共演はどうだったんでしょうか^ ^

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