倒閣運動 by財務省
2年間の取りすぎた税収を還元するために3.5兆円を使って所得税減税をする。これは11/2の閣議決定された内容です。「税収の増収分」も「3.5兆円」も閣議決定に書いてあります。
ところが、その一週間後、政府税調の宮沢氏(岸田氏のいとこ)が「税収の上振れ分はもう使っちゃいました。国債発行しているのに還元でもなんでも無い」としてます。
もっと問題なのは翌日の8日には衆議院の財政金融委員会(つまり国会の場)で鈴木財務大臣は「還元策の税収増分は既に使っている」と答弁。
1週間前の閣議決定で出した「税収の還元のために所得税減税」というものが、完全に否定された。
税制に関する閣議決定の文書は財務省が作っている。総理の代表質問の答弁書も財政部分は財務省。宮沢氏の記事も財務大臣答弁書も財務省。
え、なにこれ、自分で作って総理に読ませた文章を翌週に否定する内容を書いて財務大臣や税調会長に言わせるんだ……
ハメられている?
さあ、本格的に財務省が裏切りはじめました。これがイギリスなら年内に倒閣がどうかブックメイカーが賭けを主催し始めるレベル。
どうする、総理。
では、またお会いしましょう。
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