自分らしさを見つける【やらないことリスト】

セッションをさせていただくと
「何をしたら運が良くなりますか？」と
質問を受けることが多々あります。

実際に、手のひらを見て
『これをした方が良い』ということはわかります。

しかし、それと同じくらい
やめた方が良いこともあります。

意外と大切なことは
なにかをやることより
なにかをやらないことだったりするんです。

他にも、こんなご質問もいただきます。
「なんかあっという間に１年が過ぎるのですが
このままで大丈夫なのでしょうか？」

もちろん、忙しいことは
それだけ求められていたり
自分のやりたいことがあったりするため良いことです。

しかし、流されて気づいたら
もうこんなところまで来ていた…
という方は、やらないことリストは味方になってくれるでしょう。

やらないことリストって？

『やることリスト』や『TO　DO　LIST』という名前は
今やビジネスパーソンだけでなく
勉強を頑張る学生の方も
よく使う言葉になっていますよね。

「自分のするべきこと」を
紙に箇条書きで書いていくものです。

やらないことリストは、その逆です。

「これはやらない」
ということを箇条書きで書いていきます。

Apple創業者のスティーブ・ジョブズも

何をしないかを決めることは
何をするのかを決めるのと同じくらい大事なこと

と言っています。

やりたいと思えることに出会ったとき
それをできるだけ時間をつくるためには
やらないことを決めることが大切なのではないでしょうか。

やらないことリストのつくり方は？

やることリストをつくるときと
ほとんど同じです。

書きやすい紙とペンを用意して
確認しやすいところに
やらないことを箇条書きで書いていきます。

そして、やらないことリストは
毎日書く必要はありません。

ただ、やることリストを書いたときに
やらないことリストに書いてあることと
矛盾をしていないか
その都度、見直しましょう。

こうして説明するのは簡単なのですが
いざリストを書いてみようとすると
やらないことが思いつかなかったりします。

そんなときは
「仕事でやらないこと」と
「プライベートでやらないこと」と
場面を分けて考えてみましょう。

仕事でやらないことリストの例

・会議で発言せずに過ごすこと
・自腹で備品を購入すること
・価値観が合わない人とのランチ
・休憩中のスマホ

これは、わたしが会社に勤めていたときに
書いたやらないことリストの一部です。

この中で一番やめてよかったことが
「価値観が合わない人とのランチ」です。

女性社会の会社だったため
断るのが勇気が言ったのですが
わたしは

「お昼をプロテインにしたんです！」

と言って断りました。笑

本当にプロテインは飲んでいたのですが
その後、普通にお弁当も食べていました。笑

でも、ランチを1人で摂ったり
違う部署で価値観の合う人と摂ることで
午後の仕事が始まるときの
精神的な疲労感を感じなかったのです！

プライベートでやらないことリストの例

・メイクを落とさずに寝ること
・部屋着でコンビニへ行くこと
・お風呂の中でのスマホ
・価値観が違う人とのランチ

これもわたしが今もやっている
やらないことリストの一部です。

ここでも「価値観が違う人とのランチ」が。笑

やっぱりプライベートでも
これはやめてよかったと思っています。

そして、意外と良かったのが
「部屋着でコンビニへ行くこと」です。

自宅から歩いて５分くらいの距離に
コンビニがあるのですが
そこへ行くにも、外行きの服に着替えていくと
せっかく家を出たついでだし
少し散歩でもするかーと
運動不足解消にもなったのです。

さらに、着替えないといけないし
面倒くさいなーと思って
コンビニへ行くハードルも高くなり
出費も少し減りました！

条件付きのやらないことリスト

やらないことリスト＝絶対にやってはいけないこと
と思ってプレッシャーになる方もいらっしゃると思います。

わたしも結構、そういうタイプです。

もし、わたしと同じような方は
『条件付きやらないことリスト』をおすすめします。

これは、名前の通り
条件を付けてやらないことを決めるというものです。

たとえば

・『朝にベッドでスマホを見た日の』お風呂でのスマホ
・『納期前1週間の』価値観が合わない人とのランチ

というように、『こういう時はやらない』という
条件を付けます。

こうすることで
そこまでプレッシャーを感じずに
やらないことリストに取り組めるのではないでしょうか？

さいごに…

自分らしい生き方を歩むのって
結構大変なんじゃないかと思ってしまうのですが
わたしは、意外とシンプルなんじゃないかと思います。

簡単ではないけど、シンプル。

自分の大切なことを見つけ
それにエネルギーを注ぐ。

そのためには、それ以外のエネルギーは
必要最小限にする。

そのために時間をつくってくれるのが
やらないことリストだと思っています。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

このnoteが少しでもお役に立てると嬉しいです。