【クリエイティブディレクターの堤藤成 #02】小耳症もコロナ禍もプラスにできる。
こんにちは。小野寺です。
このnoteは片耳が聞こえない15才、
中学三年生の君へ贈るメッセージです。
クリエイティブディレクター(※)堤藤成さん
の続きをどうぞ!(前回はこちら)
※広告をつくる上でコンセプトを決めて、
制作の指揮を執る人のことです。
■小耳症を伝えるコピーってどんなの?
――― 堤さんは学生時代に、小耳症のための活動をされたそうですね。
大学時代、小耳症の知り合いから
「骨伝導をつかう補聴器があるので
同じ小耳症の人たちのために広めたい」
と相談されたんですね。
そのためのライブがあるというので、
ボランティアでその広報をしました。
↓堤さんが制作したポスター
片耳が聴こえないことを
どうやって世の中に伝えるか、
当事者として、考え抜いて
生み出したのがこのコピーでした。
“「もういちどいって」って
なんどもはいえないものよ。”
あえて読みにくくすることで、
聞き取りづらさを伝えています。
この当時から、社会のためになる活動、
いわゆる「ソーシャルアクション」に
興味があったのだと思います。
■TMPJ2020ってなに?
――― いま取り組まれているソーシャルアクションがあるそうですね。
はい。まず基本的な考え方として、
どんな境遇や環境でもプラスに捉えるのが
すごく大事なことだと思っています。
それは小耳症という境遇もそうですが、
いまならコロナ禍もそうだと思うんです。
この状況をただ嘆くのではなく、なにか
プラスに向かうアクションができないか、
それを目指して始めたのが
TMJP2020(チームジャパン2020)です。
↓TMJP2020への思い
2ヶ月半前から約100人を巻き込みながら
様々な取り組みをしてきましたが、
その集大成が7/24のオンラインフェスなので
ぜひオンラインにて参加してみてください。
→ TMJP2020 Fesページ
→ TMJP2020 YouTubeチャンネル
東京オリンピックの開会式が
開かれるはずだった7/24こそ、
夢を持って前向きに生きていく
スタートの日にしたいと思っています。
――― 登壇する方々を見ると、皆さん個性的ですね。
よく「これからは個性の時代」と
言われますが、それこそ小耳症だって
プラスの個性として捉えたいですよね。
私も子どもの頃は小耳症で悩むことも
ありましたが、きっかけさえあれば
プラスに変えられると思うんです。
私は最初、右耳小耳症をハンデだと思って
いましたが、いまは武器に変わりました。
今回のコロナも、プラスに転じるきっかけが
もっと世の中に必要だと思っていて、
もしそういうものにTMJP2020がなれたら
すごく嬉しいです。
ちなみに、私はいまオランダに住んでいて、
このTMJP2020は日本やアメリカの方々を
巻き込みながら進めています。
コロナをきっかけに、リモートワークが
しやすい世の中になりました。
まるで「どこでもドア」のように、
世界中の誰とでも共にアクションができる、
TMJP2020で、そんな時代の幕開けを
皆さんと一緒に体感したいと思っています。
▼TMJP2020は7/24(金)18:00~22:30開催
→ TMJP2020 Fesページ
→ TMJP2020 YouTubeチャンネル
(続きは明日公開!お楽しみに!)
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