ヤングケアラー
画像 TBS NEWS DIG参照
55歳母親(糖尿病、うつ病)を37歳息子が
暴行死させる。
被告人は小学生の頃からヤングケアラー。
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被告人は高校卒業後アルバイトや派遣仕事を転々としていた。
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30歳ごろから仕事を辞め、母親の生活保護のみで生活。
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1時間に飲む水の量や1日のタバコの本数まで決め事がある生活(健康や家計による要因)
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ある日母親がタバコを1箱空け、水の飲む量の制限を破った事に腹を立て暴行(2022年7月)
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本人からの通報で救急隊が駆けつけると、顔や身体に無数のあざ、布団の上でオムツ姿で横たわる母親を発見。搬送後死亡。
悲しすぎる事件であり、この日本の格差、経済不況、物価高騰などの実態を表した事件だと言える。
生きる希望や個人の尊重何もかもが失われた結果の事件である。
目の前の生活で精一杯、来月来年の自分がどうなってるかすら想像できない不安やストレスの状況下で正常な判断ができないのは被告に限った事ではない。
もちろん、どんな事があろうと暴力に頼ってはいけません。
「すべて国民は、個人として尊重される。
生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利
については、公共の福祉に反しない限り、
立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要
とする」 日本国憲法第13条
家族が病気であろうが、家計的不安定があったとしても、その人がその人らしく個人として生きていける世の中にしなくてはならない。
その仕組み作りをしていけるのが政府である。
そして、地域ごとの取り組みや理解増進が今課題の解決方向への道しるべとなる。
ヤングケアラーとはヤングケアラーの問題だけに留まらず、殺人事件など様々な問題の因子になってしまう事は明らかである。
まずは理解増進が出発点になると考え、認知活動を前に進めるとともに、社会活動に対し積極的に参加していきます。