読書感想文:アイデアの作り方(ジェームス・W・ヤング)
アメリカのIT企業に勤めていますが、日々欧米のチームメイトと働いていると感じるのは「アイデア発想力」と「クリエイティビティ」が本当に優れているという点です。本当に発想が自由なのです。
例えば某映画にでてくるキャラクターをみんなで描いてみようというゲームをしたことがありました。日本・シンガボール・インドのアジア勢は映画に出てくるキャラクターをなるべくまねるように描きみんな白黒の絵であったのに対し、アメリカ・ヨーロッパ勢は自分の想像するオリジナルのキャラクターをカラフルに描くという。。。
そこで、私ももっと柔軟な発想力とクリエイティビティをつけたいなぁ~と思い、名書と呼ばれるこちらを読みました。簡単にまとめます。
アイデア=既存の要素の新しい組み合わせ
アイデアを作るには。。。
①心を鍛錬する:ある特定のアイデアをどこからか探してくるのではなく、すべてのアイデアが作り出される方法に心を訓練する&すべてのアイデアの源泉にある原理を把握する
②既存の要素を組み合わせる(アイデアとは新しい組み合わせ)
・事物の関連性を見つけ出す
・社会科学の勉強をする
・シンボルとしての言葉の使用(言葉1つで広告効果が激変することも)
③アイデア作成の5つのプロセス
1. 資料収集
2. 資料の咀嚼
3. 問題の完全な放棄
4. つねにそれを考える
5. 最後の段階
新鮮だったのは、アイデアは何もないところから閃いて生まれるものではないとこうこと。あくまで組み合わせなのだというところでした。
好奇心をもって色々と情報収集→深堀りが大事なのですね。
この他にも、アイデア発想のための本を色々と読んだので
また、ゆるゆるとまとめていきたいと思っています。