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父娘で楽しむディズニー・ピクサー映画
世の中、いろんな映画批評であふれている。だが、その中では親と子供で楽しむ、という観点から書かれているものは少ない。久々の父親育児関連の記事として、今回父娘で楽しむという観点からディズニー・ピクサー映画について書いてみたい。ちなみに娘がディズニー映画にはまり始めたのは年長の初め頃で今は小学2年生である。プリキュアは年中の時に飽きてしまったが、ディズニーブームは変わることなく続いている。
ディズニープリンセスって凄い
恥ずかしながらこれまでディズニープリンセス映画というものをほとんど知らなかった。「正直何が面白いんだろう」と思っていたのだが、本当にディズニープリンセス映画は娘にとって外れがない。
「シンデレラ」や「眠れる森の美女」は悪役が分かりやすく設定も分かりやすいので、幼稚園の年長ぐらいから楽しめる(ただし、大人、とくに男親はあまり面白くないと思う)。だが、何といっても娘に大ヒットだったのは「アナと雪の女王」である。年長ぐらいだと少し話は難しいかもと思ったのだが、オラフの滑稽な動きやエルサの魔法のシーンの美しさもあって存分に楽しめたようだ。そもそも「アナと雪の女王」は名作なので真の名作は聴衆を選ばず強いということなのだろう。
しかも、ディズニープリンセス関連はグッズや関連動画も豊富なので映画を見た後でも関連動画を見たり、関連の洋服を着たりして楽しんでいる。娘はひまほちゃんの大ファンなのだが、ひまほちゃんはディズニープリンセンス関連の洋服や家のグッズをDIYで作るというYoutubeチャンネルである(ディズニープリンセスだけでなく、プリキュアやスパイファミリー、鬼滅の刃関連のネタもある)。
「不思議の国のアリス」「リトルマーメイド」「美女と野獣」「アラジン」「塔の上のラプンチェル」いずれも娘の大好きな映画であり、それぞれ3回ぐらいは見ている。この歳になってディズニープリンセスの強さを思いしらされた。6歳~8歳ぐらいの女の子にとって、可愛い女の子が主人公の物語というのはそれだけで魅力的なのかもしれない。
最近のディズニー映画は少し注意
一方「モアナと伝説の海」「ラーヤと龍の王国」などはうちの娘にとってはまだ設定が難しいようだ。どちらも女性を主人公とした映画ではあるのだが、世界観の背景が少し理解しにくい。また、人物の心情の描き方が少し複雑になっているので感情移入も難しそうだ(特にラーヤと龍の王国のナマーリのキャラクターはつかみにくそうだった)。
子供と最初に見るディズニー映画としては、小学校中学年ぐらいまでは上記は避けたほうが無難かもしれない。「アナと雪の女王」「アナと雪の女王2」を見て楽しめるようになれば、これらの映画も楽しめるだろう。
ピクサー映画の注意点
娘はピクサー映画も好きであり、特に好きなのは「インサイドヘッド」「トイストーリー」だ。「ファインディングニモ」も2回ぐらい見て結構好評だった。「インサイドヘッド」は小学2年生だと少し早い気もしたのだが、大ヒットしたようだ。インサイドヘッドは私もピクサーの中で最も好きな映画なのだが、そもそもが非常に名作だと思っている。真の名作は聴衆を選ばず強い。トイストーリーはそもそもおもちゃが冒険しているだけで娘にとっては楽しいようで、設定の強さがある。
ただ、ピクサー映画は子供だと理解が結構難しい映画が多いのは要注意だ。「ソウルフルワールド」は私も好きな映画だが「ジャズミュージシャンを目指しながら学校教師をしている中年男性」という主人公の設定から娘にははまらず、世界観も難しかったようだ。「モンスターズインク」や「レミーのおいしいレストラン」なども大人社会の事情に絡んだ話が出てくるので、そこがあまり理解できなかったようだ。ちなみに「マイエレメント」も話としては難しいところもあったようだが、圧倒的な映像美だけで娘は満足したようだ。
「メリダとおそろしの森」は個人的にはあまりいい映画だとは思わないのだけど(ストーリーの作りこみもキャラの作りこみも雑すぎると思う)、わりと単純な話なので子供と楽しむ映画としては悪くなかった。
結局
「アナと雪の女王」と「インサイドヘッド」が最強。