日本の一流大学の男女比率はこれでいいのかな?
いわゆる「世界大学ランキング(2020)」。
イギリスの高等教育機関情報誌Times Higher Educationから2020年版が発表されたので、のぞいてきました。(Times Higher Educationの日本における事業パートナーはベネッセコーポレーションです。)
上位には、英語圏の有名大学がぞろり。
そこで、目に入ったのは、在学生の「男女比」の数字。
アメリカのテック系大学は男子の比率が高めだけれど、アメリカも、イギリスも、上位に入る知名度が高い大学の男女比はほぼ半々。
日本はというと、36位に入った東大はこのランキングでは数値が載っていない(けれども東大HPで公表されいる)ので調べてみたら:
【東大】
81% 男子
19% 女子
ワオ。ジェンダーギャップ、男女共同参画、国際化、英語教育改革、政治や管理職の分野での女性の登用、もう何十年も耳にしているのに、まだこれかいなと、こりゃ驚いた。その他ランキングに入っていた京大、東北大、東工大も、似たような比率で、どこも女性が非常に少ない。
お節介も重々承知だけれど、もっとバランスの取れた社会をつくるために、女子に優先権を与えるなどしてでも、日本が誇るトップ大学の男女比率の正常化を図るべき時代なのではないかなと思う。国立大学ならば尚更、日本社会が目指すありかたを示してもらいたいと願う。
3人の子供を育てているからか、自分自身が女性だからか、日本人だからか、外国に住んで気付くことがあるからか、もしくは新内閣の顔ぶれもこれと似た比率だからから、この日本の一流大学の「男女比」が、どうも引っかかったお母ちゃんでした。
みなさんは、この数字を見て、どう感じましたか?コメント欄にてぜひお聞かせください。