53歳・未経験の介護への就活について。
昨日は1月末の出版のことを書きましたが、それよりも重要なことを書こう。
昨日は、1月末電子出版&オンデマンド出版の本のことを書きました。そのことは今後も書いていこうと思います。今の時代に必要なものを書けたという思いがあります。
読んでほしいと切に願います。
この本は、コロナが流行しだしてから3年、4年となり、僕は、飲食業勤務だったので、コロナで仕事が暇になり、ひどい時には休業で仕事が休みになったり、そして、その後、大量閉店で自身が勤務した店も閉店しコロナ離職し、今は介護の職業訓練学校に通っているんですけど、何が言いたいかと言うと、要は時間ができたんです。
それで、その時間にずっと書きたことを書きました。
それ以前かたもメモ程度では書いていたんですけど、それを時間できたので、今しかないと思い、必死に書き上げました。
就職しないと。
しかし、それでご飯が食べられるわけでもなく、とにかく、再就職し、収入を得ないと。
飲食業では、全国チェーンで勤務しておりました。
コロナ離職ということで、自主退職ではないので、一年近く失業手当がもらえる時間もあり、じっくりと時間を書けてきて、8月より、介護の半年間の職業訓練学校に通いはじめました。
介護は未経験だったのですが、53歳という年齢もあり、正社員での再就職は難しと自分でもわかってはいましたが、やはり難しく、ハローワークの相談で、半年間の職業訓練学校に通いはじめました。
これが本当に楽しくて、年齢層も経歴も全く違う人たちが揃って学ぶのが本当に楽しくて、夢中で学生生活を送っているのですが、それも4ヶ月をすごました。
6ヶ月間の学生生活なんで、4ヶ月をすぎると、就職活動が始まります。
現場を経験する現場実習もあります。興味のある現場には、現場見学にも出かけます。介護における履歴書の書き方も練習します。
もちろん、授業も座学と実技がいよいよ現場に合わせたものになってきました。
もう本当に就活です。
でもね、まだ、決まった!!という声がないのがせめての救いです。
おそらく、一人でも決まったという声が出ると、みんな焦ってくると思います。当然、僕もいよいよかぁと焦ると思います。
今週、僕は、現場実習があります。介護の現場に行って介護現場を実体験してきます。
正直。不安です。
不安でしかたないです。
僕に出来るかな。
迷惑かけないかな。
不安しかない。
正直言うと、怖いです。
僕は、実技の出来も悪く、座学の試験でも成績良くありません。
不安と恐怖との戦いです。
これで、就職できるのかな。
本音で言えば、出来るわけない。だって、僕の心の中には、介護職に対する、不安と恐怖しかないのですから。
でもね、まだ4ヶ月ですけど、介護職について学んで、介護職について、思うところがかなりありました。
介護職ってね、すごく尊い仕事だということです。
そして、難しい仕事だと言うことです。
介護職への憧れ
介護の職業訓練学校に通い始め、最初の3ヶ月間、全く介護職に興味がありませんでした。就職の為に学んでいるといえば聞こえはいいですが、そこまでの気持ちもなく、失業手当がもらえるので通っているというのが、本音でした。
しかし、今僕は、介護職に対して強い憧れを持っています。
10月末に介護現場の見学に行ってきたのですが、その際、一緒に行った介護経験者と現場の案内をしてくれる部長さんとが、話をしていました。
その話が、看取り介護の話だったのですが、看取り介護というのは、授業で習っており、言葉としては知っていましたが、実際に現場でやっている人の話を聞くと、臨場感があり、未経験者にとっては、衝撃的でした。
身震いするってこういうことを言うのかと思いました。
看取り介護で亡くなられた時、
「よく頑張りましたね。お疲れさまでした」という言葉が自然に出ると行っていました。
寂しさではなく、悲しみでもなく、愛おしい。と言う気持ち。
亡くなった人を悼むよりも大きくて深いものを感じました。
今の僕にはないものです。
あぁ、いつか、僕もそういう心を持ちたい。
いつかそういう自分に成りたいと思いました。
生涯の最後を、その人の人生を尊く意義あらしめるために一切、手を抜かずに寄り添い介護する。最高に価値ある仕事だと思いました。
今は憧れの気持ちしかありません。
でも、実際は、実技の成績も悪く、座学のテストの成績も悪い。
自分に出来るかな。不安しかない。
就職できても自分に出来るかな。恐怖しかない。
クラスの友達は、神石さんならすぐ決まるよとか、介護の仕事についてもやっていけると気軽に言われる。
でも、言われている僕は、そんなこと全然思わない。
なぜ、大丈夫。というのだろう。
そんな根拠、何もないのに。
僕は、全然大丈夫じゃない。
今あるのは、不安と恐怖。
53歳の転職。
頑張るしかない。
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