ブラック企業を望む経営者はいない!しかし、・・・。
経営者は誰でも、
「社員を守りたい、社員を大切にしたい」という
溢れる想いを持っています。
しかし、皮肉にも、それが空回りしてしまい、
結果的に社員を苦しめていたりします。
経営者であれば、誰だって、
好きでブラック企業を
創ろうとしているわけではありません。
しかし、意に反して、結果的に、世の中から
ブラック企業という烙印を
押されてしまう場合があったりします。
経営者であるあなたの場合は、どうでしょうか?
このブログは、
経営者であるあなたが、
「社員を守りたい、社員を大切にしたい」
という溢れる想いがありながら、
それが空回りしてしまい、
結果的に社員を苦しめているのであれば、
「そこは経営者であるあなたが、
考え方のボタンを掛け直すことで、
状況が格段に違ったものになりますよ。」
ということをお伝えしたくて、
今後何回かに分けて、お伝えしていきます。
さて、経営者であるあなたのお仲間には、
多くのお仲間の経営者がいます。
では、彼らを見まわしてください。
業績を伸ばしている経営者は、
どのくらいいますか?
もちろん何人もいますよね。
それは素晴らしいことです。
ではその反対に、のび悩んでいる経営者は
どのくらいいますか?
もしかしたら、その数は勢いのある経営者より、
かなり多いのではないでしょうか?
もしかしたら、あなたもその伸び悩んでいる経営者の
一人かも知れません。
そんなあなたは、辛い状況から抜け出ようとして、
営業マンに
「とにかく売上を取ってこい!」とか、
「利益を稼いでこい!」とか、
檄を飛ばしていたりするかも知れません。
そこには、特に戦略や戦術がなかったりします。
ただ、あなたは営業マンたちを苦しめるために
そんな檄を飛ばしているわけではなく、
あくまでも彼らの生活を守るために、
売上を上げることが必要だからこそ、
檄を飛ばしているわけです。
しかし、そういう風に、檄を飛ばされ、
かつ、ノルマを課された営業マンは、
「戦略も戦術も教えられないまま」で、
言い方を変えれば、
「丸腰のまま」で、
新規開拓という戦場に送り出されるのです。
そして、やがては十分な成果も出せずに、
疲れ切ってしまいます。
最悪の場合には、
メンタルをやられてしまう場合も、あったりします。
「この厳しい競争社会の中にいる以上は、
強い人間だけが生き残ればいい。」
という考え方も、あるかも知れません。
それを真正面から否定はしませんが、
果たして、それがすべてと言えるのでしょうか?
いろいろな価値観を持って
同じ会社に集まった社員たちが、
仕事やプライベートに関わらず、
「自分自身の人生を輝かせるようになること」が、
そもそも大切ではないでしょうか?
それが人生の目的のように、私は考えます。
そもそも人間は、
自分の人生を輝かせることができれば、
仕事にもプライベートにも、
今まで以上に
打ち込むことができるようになるものです。
たとえば、
仕事の面では、
自ら、自発的に仕事をするようになり、
プライベートの面では、
家族との時間や趣味の時間を、
とことん楽しむように、なったりします。
あなたの会社の中に、
仕事にも、プライベートにも
自発的にトコトン取り組むような社員が
充満してきたらどうでしょうか?
経営者であるあなたは、どう感じますか?
そうですよね?
喜ばしいし、
誇らしいし、
何よりも会社という組織そのものの
無限の可能性を
感じるのではないでしょうか?
言い方を変えれば、
もし、そうなったら、あなたの会社の業績が
伸びていかないわけがないと思いませんか?
次回は、
社員一人一人が、
「自分自身の人生を輝かせるようになること」が
どれだけ大事なことか、をお伝えしていきます。
それでは、次回を楽しみにしていて下さい。