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〈詩小説〉天秤

先導するかのように
誘導されていく
繰り返される話題
いつのまにか「それ」だけになる

まるで茶番劇のように
感情に訴えかけ
冷静さを欠くように
流れていく

はかりごとはその裏にあるとも知らず
今日も「それ」が流れてくる
大衆といううねりをつくるために

それを静観するものがいる
見極めるために
烏合の衆に紛れて

君の立ち位置は
一人ひとりが試されているとは知らず
大局で眺めているものが
ゆっくりと動きだす

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