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水圧実験器の修理【中学理科】【高校物理】

理科の授業教材のネタを、自分用のメモもかねてぽつぽつ書きためてみようかなと思います。

今回は教材屋さんでよく売られている「水圧実験器」について。

水圧実験器とは

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アクリルの筒の両底面に薄いゴム膜などを張って、水に沈めると、
写真のように水圧で変形する様子が観察できるというもの。

上下でこんなに水圧がちがうんだ!
とか
横方向にも水圧ってかかってるんだ!
なんてことを発見させられる観察実験です。

困りごと

しかしこれ、よく困るのがゴム膜の劣化。
学校では古い状態で眠っていることも少なくないので、水圧に耐えられず、すぐに破れてしまう…

教材屋さんでゴム膜を追加で購入するのがベストなのですが、学校って予算で物を買うのがなかなかめんどくさい。自由な予算を取っていないと、「来年度買わなきゃね…」となる。

そうじゃない!
本当はあしたの授業で使いたいんです!
そんなときに、パッと安価で手に入る何かで代用できないかな…と思っていました。

代用品に『ゴム手袋』

そんな中、学校に来ていた大学院生が試してくれたのが

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薄手のゴム手袋です。
いろいろ考えましたが、結局これが1番よかったです。なんで思いつかなかったんだろう…!

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切り貼りして、こんな感じです♪


これのいいところは
① 安価である
② 学校によくある(買いに行かなくてもイイかも)
③ 正規品と変わらない見やすさ


意外と思いつかず、お困りの先生も多い部分なので、お役に立てたらいいなと思います。

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