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【フルオープン】「美しい春画」 細見美術館 

京都国立近代美術館のと目と鼻の先、細見美術館へ。
日本美術中心の展示を行っているから、よってみようと思ったら現在開催中の展示は春画。

展示室はもちろん撮影禁止。このパネルは良いですよ、とのこと。



さて。「美しい」ってなんだろう。

春画は何度か目にした事があり、うーん日本人のfetishismの源流って変態的なのか。
いや、人類みな変態なんだろうけどそれをオープンにしちゃったから、ある意味滑稽というか。開けっぴろげの色気のなさ。
それがあっぱれなんだろうけども。

なんでこれを描いた。

いろいろ諸説ありなのは知ってはいるけど、所詮描いた本人にインタビューすることはもうできない。
全て憶測に過ぎないのだ。

細見美術館館内。上から地階へ降りていく展示室。



浮世絵としての色彩とか美しかったが、やっぱりグロだな…と。
生物図鑑かな、そうだ人体図的な役割もあったかもしれん。

そんな中で一際「美」!思えたのが鳥文斎栄之の春画。
これは見れてよかった。
現代に通じる官能さ、があった。

美味しいお刺身もしっかり匂いを嗅ぐと生臭さ、魚臭さがもちろんあるように、もうなんか大量に一気見するものではないな、と感じ疲労感がどっとでて美術館を退館した。

見終わったら地下に到着する。
鳥居と鳩



この時点で午後15時半過ぎ。
本日の美術館巡りはここまで。

今回は京都で2泊。丹波口方面に宿をとったので、途中お茶をしながら移動。

流石に疲れた。
四条河原町の外れのホテルのカフェで休憩。
平日の中途半端な時間の為、すぐ入れた。



今回は初めてLOOPを利用した。
車を運転し始めてから自転車や歩行者よりも恐怖の対象のLOOPを自分が利用するとは。
でも新しいシステムはどう言う仕組みなのか利用してみたい、ユーザビリティを確かめたい、という好奇心も無きにしも非ず。

今回はキックボードの方ではなく、電動自転車を利用した。乗り慣れてないものを見知らぬ土地で乗り回すのはリスクが高い。

メリットとしては、
バスを待たなくてよい
自転車なのでほぼ一通も走れる
と、コストパフォーマンスの良さ。
上手に使えば炎天下の街をマシな方法で移動できるし、生活道路をゆっくり走れるので街の雰囲気が伝わる。

デメリットはやはり安全面。
気をつけないと結構スピードが出る。交通ルールを知らずに逆走してくる対面自転車の対応など。

旅の夕食


その日の夕食は「みこ」という路地裏にある小さな餃子屋さん。

良い佇まい。
私の晩酌セット。飲んでないけど。
じゃがいもの細切り、白茄子と赤オクラの煮浸し、餃子。
餃子型の箸置き。
皮がムチムチで旨い!。お冷のグラスがかわいい。


1人客でも予約対応してくれて和かな温かい接客をしてもらって旅の醍醐味を味わう。20時には閉店してしまう小さなお店だったが大変居心地がよかった。翌日も朝早いのでアルコールはパス。
自家製ジンジャーエールが美味しかった。
赤オクラというものを初めて食べた。

水分補給をしっかりして大浴場で疲れをとり、22時就寝。
次の日は6時台の列車で和歌山へ。

この日巡った3ヶ所

午前
滋賀県立美術館


午後
京都国立近代美術館


そしてこの記事、細見美術館。

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