「4分の午後」
街角は今日も 日差しにあふれて、
僕は少しだけ 目線をそらして、
君がいたあの日、
この角を曲がり、入り込んだ路地裏。
無意識が軋むのは 口づけた僕の罪
置き去りの純粋と 届かないこの掌
荷物も 目当ても 待ち合わせもない、
僕だけ自由を持て余した午後。
右側の景色、
気づかせるように痛む 甘やかな棘。
感覚が残るのは 抱きしめた僕の罪
何もない色彩に時折 垣間見える
気づかないくらいのちっぽけな月が ほら
何もない青空に 真白い切っ先を立てた ー
惹かれてく引力に抗わず 求めては
絡まった細い糸 やがて千切れるだけ
約束も交わさない日々は ただ徒らに
正しさを望んでた僕を 咎めていく
今日もまた人知れず、
繰り返す。
(2001/2021年)
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久しぶり、自作「歌詞」アップしてみました。
これについて、色々と書きたいことはあるのですが、
…つづく。笑
いつも一度に長々と書いてしまうので、
今回はもったいぶってみます^^
最後までお読みいただき、ありがとうございました!頑張って書き重ねていきますので、是非またお越しください。