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ラウンドチョコミルク

 
 自作スイーツのいいところは、適量を作れることと、素材を選べること。ファミリーレストランのスイーツはきれいだけど、ちょっと食材が気になります。脂とか、添加物とか……。
 
 逆に自作の欠点は、どうしても雑に作ってしまうこと。やはりお店や小売りは商売なので、チョコが飛び散ったり、クリームの形が崩れてたりということがないです。「まぁどうせ自分で食べるのだから」という意識が、微に入り細を穿つ集中力を阻害します。
 
 今回作った「ラウンドチョコミルク」もそう。見た目、雑です。でも、量と素材が満足できるものとなりました。
 

ラウンドミルク6

 
 まず、ラウンド2切れを用意。ラウンドは長いままで売っているお店が多く、これもそうでした。食べきれないものを冷凍していたのです。
 

ラウンドミルク5

 
 トースターで、柴犬色に焼きます。
 

ラウンドミルク4

 
 そして、牛乳にオーガニックチョコの粒を入れてレンジで温め、緩くなったチョコを溶いたものをラウンドにかけます。この時点で食べたくなりますが、これはまったく甘味がありません。
 

ラウンドミルク3

 
 そこで、ハチミツの登場。先ほどのものにヨーグルトとバニラアイスを乗せてから、
 

ラウンドミルク2

 
 ハチミツをかけます。アイスはハーゲンダッツ。他の素材に合わせてラクトアイスは避けました。アイスとハチミツで甘味は充分。味のバランスは申し分なし。見た目が悪いだけです。
 

ラウンドミルク1

 
 ラウンドとミルクの熱で、すぐにとろけてきます。見た目はさらに悪くなりますが、混じるので味はさらによくなります。
 
 雨模様だったので、少し温かい方が美味しく感じられる日でした。
 
 自作スイーツのもう一つの欠点は、作る時間に対して食べる時間がアッという間で、なんとなく空しく感じることです。

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勒野 宇流
いただいたサポートは、今後書く小説の取材費や資料購入に充てたいと思います。もちろん、それだけ、というわけにはなかなかいきませんが……^_^;