ろくもじ

珍スポット、廃墟、遺跡、たまに普通の観光地。40代会社員のささやかな旅の記録です。最近二輪免許を取ったので、バイクの話とかも。

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珍スポット、廃墟、遺跡、たまに普通の観光地。40代会社員のささやかな旅の記録です。最近二輪免許を取ったので、バイクの話とかも。

最近の記事

大将軍商店街 妖怪ストリート(京都市上京区)

妖怪で町おこししている話はちらほら聞くが、京都の大将軍商店街もその一つ。この商店街のある一条通は、平安時代に百鬼夜行が通り抜けたという伝説のある場所なのだ。しかも伝説にとどまらず、現代でも妖怪にコスプレした人たちが百鬼夜行するイベントが毎年行われているらしい。これはぜひとも見てみたい!と思ったが、次の開催はまだかなり先。ならば場所だけでも見てみようと2019年、カメラを持って行ってきた。 路面電車の北野白梅町駅を出てしばらく歩くと、おおー、さっそくいたいた。河童かな?手作り

    • 幽霊巡り(大阪、京都、東京)

      夏の旅といえば、どんな所を思い浮かべるだろう。青い海、ひまわり畑、花火大会…いえいえ、ここはそんなオシャレなものは紹介致しません。というかできません。 今回私がオススメするのは幽霊にまつわる場所。うだるような暑さの毎日、涼を求めて幽霊ツアーなんていかがだろうか。 1.幽霊博物館(大阪市平野区) 大念佛寺という由緒あるお寺で開かれる博物館。その昔旅人が幽霊から手渡されたという「着物の袖」や「お香入れ」といった奇妙な宝物が一般公開される。幽霊画の展示もあり。 以前は夏の1日だ

      • 淡嶋神社(和歌山市)

        和歌山の海沿いに、人形でびっしりと埋め尽くされた神社がある。名前は淡嶋神社。地元から近いこともあって、昔はちょこちょこ訪れていた。引っ越してからは足が遠のいていたが、先日ふと思い立って10数年ぶりに行ってきた。 加太駅から歩いて20分ほどで到着。境内に入ると、目に入るのがこの光景。 初めて来たときは怖!と思ったが、実はここは人形供養の神社。この人形たちはみんな、子どもの幸せを願って奉納されたものなのだ。…そうは言っても、やっぱりちょっと怖いけれど。 他にも、招き猫や信楽

        • 世界の貯金箱博物館(兵庫県尼崎市)

          以前新聞記事で見かけた貯金箱博物館。へー珍しいなと思う反面、なんかショボそう…という予感もあり、足の向かないまま数年が過ぎてしまった。この間の休日にようやく行ってきたのだが、いい意味で期待を裏切ってくれたのでご紹介したい。 これが尼信。博物館は左奥の白い建物に入っている。何の変哲もない建物だと思っていたら、中に入ってみて驚いた。展示物の数がものすごいのだ。 まず最初に、見覚えのあるキャラクターたちがお出迎え。ここは月替わりコーナーで、今月はアニメやキャラクターがテーマらし

          やりなおし神社(大阪市西淀川区)

          グーグルマップを眺めていたら、「やりなおし神社」という文字が目に飛び込んできた。こういう変てこな名前のスポットが大好きな私。さっそくバイクを飛ばして、行ってきた。 正式名称は「姫嶋神社」だそう。主神はアカルヒメノミコトという女の神様。由緒をざっくり説明すると、モラハラ夫から逃げ出したアカルヒメがこの地にたどり着き、再起したという話らしい。だから「やりなおし神社」なのか。それにしても、なんだか現代でもありそうなエピソードだなあ。 境内に入ると、4つの白い塊が目についた。何だ

          やりなおし神社(大阪市西淀川区)

          昭和山(大阪市大正区)

          昨夏40歳を迎えた私が、この歳で何を思ったか二輪の免許を取った。その経緯はまた別で書くとして、とにもかくにもバイクを買った。さて、まずは練習がてら近場まで走ってみるか、と探して見つけたのがタイトルの場所。大阪市大正区の昭和山。うちの家からほぼ一直線で、15分ほどの距離。これならバイク初心者の私でも行けそうだ。 昭和山はその名の通り昭和年間に築かれた人工の山で、大阪市8低山の一つに数えられる。その低さ標高33メートル。ナビなしで走っていたら、近くまで来ても山だと気付かなかった

          昭和山(大阪市大正区)