会社からのミッション以外でやりたい事を見つけよう

こんにちは、webディレクター/UXデザイナーの六地蔵です。
本日は、会社から与えられるミッションには全然関係ないところでもやりたい事を見つけた方がお得、という話をしたいと思います。

ミッションを一生懸命やる、というのも大事だけど、、、

会社員として働く以上、会社からコレをやってくださいと言われて渡されるミッションがあるかと思います。

それは必ずしも、ひとりひとりのやりたい事やキャリアに沿っているわけではなく、あくまで会社の事業計画上必要な業務の割り当て。

もちろん、会社から与えられたミッションを一生懸命完遂することは大変重要なことです。
それが出来て初めて会社から評価されますし、与えられたミッションに真摯に取り組むことはプロフェッショナルとして最低限必要なこととも言えます。

しかし、ミッションだけ一生懸命に取り組めばいいのか?と疑問を呈したいのが今回の話。
将来のキャリアイメージが具体的に描けていない、という人は若手を中心に多くいて、そういう人は、じゃあとりあえず目の前の業務を一生懸命にやろう!ということになるのですが、本当にそれだけで良いのでしょうか?

ミッション以外の事が価値源泉になる

これは持論であり、4年半という短いキャリアでの実感なのですが、個人的にはミッションで与えられた業務に全く関係のない知識や経験が、結果的に社内で存在感を発揮したり、労働市場から評価されたりする源泉になっていると感じています。

例えば、僕は定量、定性に関わらず、調査やデータ分析が好きで、ひとりで色々と勉強したり、業務として統計分析やインタビュー調査をやってみたりしています。

データ分析を元に成果を出した経験もあり、チームメンバーや上司からもそのスキルは認識され、データ分析や調査という領域で存在感を発揮できていると感じています。

では、データ分析や調査に関してミッションで与えられていたかといえば、そんな事はありません。

「インタビュー調査を元に顧客像を定義する」「統計的分析を用いて新たなインサイトを発見する」
これらは結果的にミッションを達成するのに貢献はしましたが、あくまでも僕が好き好んで勝手に勉強して、勝手にやっていたことであり、会社から与えられたミッションではありません。

これが会社のミッションだったら、データ分析やインタビュー調査が僕の価値源泉にはなっていなかったと思います。

価値源泉は既知の業務ではなく、未知のアプローチから生まれるのです。

ミッションは既知の割り当て

ミッションを与えることは、既にやるべきだと自明になったものを、それが出来そうな人に割り当てる行為です。

つまり、社内に発案者がいるということなので、結局は発案者の作業代理感が否めません。

繰り返しますが、与えられたミッションを完遂することは超重要ですし、難易度の高いことです。

ただ、それだけだと社内での存在感という意味では、二番煎じに甘んじることが多いです。
社内で二番煎じに甘んじる場合、その分野に1番詳しい人の指示を仰がざるを得ません。

フォロワーとして働いた経験よりも、リーダーとして働いた経験の方が労働市場でも高く評価されるため、転職を考えても社内で一番の分野を作る事は重要なのです。

社内でミッションをこなす中で育つスキルは、あなたの同期も同じように身につけているスキルであり、あなたの上司がより高いレベルで身につけているスキルです。

社内でレアな人材になれれば社内でも価値の高い仕事が振られ、市場価値が高まり転職も有利になります。

そして、社内でレアな人材になるには、社内で育たないスキルを育む必要があり、そのためにはミッションで割り振られたこと以外に、勉強をして業務に活かす必要があるのです。

では、本日もお疲れ様でした。
六地蔵でした〜

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