持続可能な社会って何?
社会のあちこちで「持続可能な社会」という言葉が躍っています。
英語で言うところの Sustainable Development Goals 、つまりSDG'sです。
実はこの話、過去に別の記事でも書いたような気がしますが、
敢えて再びここに思いの丈を書いてみようと思います。
当たり前のように使われるこの言葉、SDG’s を唱えればそれはとても大切なことであり社会に生きる皆が意識すべきことのように言われています。
しかし、正直に言いますが、僕はこの言葉の意味がわかりません。
持続可能な社会とは何か?
そのために僕は何をすれば良いのか?
恥ずかしながら理解できていないのです。
この記事を読んでくれている読者の方々、或いは現代社会を生きている世の中の人々は皆さんが理解されているんでしょうか?
なんとなく、流行みたいな感じでみんなが言うから自分もこの言葉を使うとか、そんな感じで言葉ばかりが独り歩きしてしているような気がします。
肝心な中身の方は人々に浸透していないんじゃないだろうか、僕にはそう思えて仕方がないのです。
そう感じるのは僕だけなんでしょうか?
国連のウェブサイトを見ると、17の持続可能な開発目標(ゴール)が示されていて、地球上の人類皆がこのゴールに向かって努力を続けて行きましょう。
そういう努力を続けていける(持続できる)地球環境を作りましょうと言っていて、これがSDG'sなんだってことはなんとなく伝わります。
学校や職場ではこういう内容がきちんと教育されているんでしょうか?
少なくとも僕はそういうことを学ぶ機会はなかったし、会社の中でもSDG’sという言葉は何度か聞いていますが、それに対して社員が何をすれば良いのか具体的な説明はありません。
もし僕の言っていることと同じことが他の人々にも当てはまるのだとしたら、ただの絵に描いた餅ですよね。
ちなみに、Sustain という言葉、この言葉の意味はというと、
他動詞としての 「持続させる」とか「維持する」 というもので、
場合によっては人を養うとか扶養する、元気付ける、精神的に支えるという意味もあるようです。
なので、放っておいても地球上の自然や動植物が健やかに生きていけるという持続ではありませんし、人々を取り巻く環境や社会を健全な状態で長く続けていけるような努力をしていかないといけないのだと理解できます。
そのために明日できることは何か?
言葉よりも中身を浸透させて欲しい、そう思う今日この頃です。