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自分を見るということ

自分の事は
自分が一番よく知っている

若い時ほどその言葉を使っていた気がします
年齢を重ねるほどに
言えなくなりました
いつの間にか
自分の後ろ姿を決して自分では見る事ができない  と
気付いたからです

人と言うのは
自分の後ろ姿はもちろん
自分がどんな表情で人と話しているか
どんな目で人を見ているのか
どんな背中をしているのか
実は自分のことは何も見えていないし
生涯見ることはないでしょう

それは体のことだけではなく
外から見えない内面を自分では見えているつもりでも
自分の心が映し出される後ろ姿を
実は見えていないことに気付けないもの
本当の自分の姿を自分では
気付けていないことが殆どなのです

きっとね
何か工夫をすればほんの少し
見えることはあるかもしれません
体としての背中を鏡で見るように
心の後ろ姿を見るための鏡となってくれる誰かを
持つことができれば
自分を見ること
できるかもしれません

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