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先祖の墓が北陸地方に存在していたらどうなるのか検証

この戸籍謄本から墓を再現します

① 日本全国にある、一般的な墓の形状【浄土真宗】

墓に掘ってなくても、墓誌があるのが一般的

② 新潟県、富山県、石川県に存在していると、どうなるか?

大前提:北陸地方には、墓誌がありません。戒名、俗名、没年月日を墓に彫りこみません。過去帳に書く文化です。

パターン①

南無阿弥陀仏

パターン②

倶会一処
浄土真宗以外①
浄土真宗以外②
建之の隣に初代の名前が書かれている場合もある
●●家の墓と掘られている物もある

北陸地方にとっての墓は、先祖様が眠る場所ではなく、阿弥陀如来像を沢山建てている感覚です。浄土真宗の考え方が他の宗派の墓にも影響を及ぼしています。よって、わざわざ先祖のデータを彫るという概念がありません!!
北陸民にとって、墓誌(法名碑)という存在は無いものだと思われているのが普通です。

継承者が建之と掘られた墓を見つけられれば、先祖の墓だとほぼほぼ断定可能です!!閉鎖登記簿や旧土地台帳、電話帳、聞き取りを通じて継承者の名前を特定しましょう!!

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