麺タルブレイクほうき星
暇は娯楽では無かった。
殺伐を封じた朝に価値など無いのかもしれない。
価値観の違い、方向性の違い、違う違う。
本当に違うのは、物事に枠組みを作ってしまうことだろう。
勿論そんなの人それぞれだが、そう言ってしまえば「あ、そうだよね」で終わってしまうから。そうは言ってもやはり人の価値観なんてキャベツとレタスを間違えるくらい他人にとってはくだらない事であってほしい。
そしてくだらないことに真摯に向き合ってほしい。
ひたすら悩んだ末に出した投げかけも捉え方次第でどうにでもなってしまうから。
自分の価値について他人に問いたくなる日が定期的に訪れるのだが、その行為こそ浅はかで愚か。無論、その時点で価値を付けてもらえる程の人間にはなれないのを知っているようで知らないふりをしてなんとなく生きている。18歳、瞑想に失踪。
私たちに与えられた天寿が加速度を増す
両手に花を抱えてお墓の前でヘッドバンキングをしたい。
教師のお墓の前で手を繋いで歌える友達が欲しい。
人には通常、五本の指がある。指折り数える仕草をすることができる。だから私は何も考えていないということを相手に悟られずに何か考えているように表現することができる。
これは非常に有難いことだ。
足にも5本の指がある。だから表現は自由になったのかもしれない。
歩くことができるのは足に指があって、爪があって、かかとがあって、土踏まずがあるからだけど、それひとつひとつが単体では無意味だからおもしろい。
いや、待てよ
この世界に無意味なことなんてないだろうが
無意味なものが無意味なものを支えているのだから、それはもう無意味じゃないじゃないか。寧ろ存在してくれてありがとう。
私も皆さんも、生きてるだけでえらいよね!
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