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LEAN BODY3周年の歩みとこれから

LEAN BODYのリリースから今日で3年が経った。

LEAN BODYにジョインしてからは約3年半が経ち、自分のキャリアの中でも最長記録を更新している。
3年という年月は子供に置き換えてみると、会話が成立し、自我がはっきり芽生えて自立へと向かう成長過程だというんだから、立派に育ってくれたと思う。

この1年は、成長の音が聴こえた年だったと思う。
ドシンドシンと前進するよりは、ジャンプして着地する度に地面にヒビを走らせながら。そんな進み方だった気もする。

リリースをした3年前の3/28はオンラインでフィットネスをするのか?と嘲笑われることもあったが、この1年でコロナの影響で景色は一変。
どのジムも当たり前にオンラインでライブレッスンをし、サブスクリプションのサービスは瞬く間に急増した。

令和版ビリーズブートキャンプのリリースをきっかけに、一気にドライブがかかったLEAN BODYのサービスだが、ユーザー数はこの1年で一気に増えた。
「LEAN BODYで人生が変わりました」と言ってくれる声も聞こえれば、「この機能が使いづらい、困ります!」と言った要望の数もたくさん増える。
数年前は断られたインストラクターさんからも今は是非!と前向きに検討してくれるようにもなったが、一方他のサービスとの違いは?と比較されることも増えた。

そんな中、ユーザー数や動画数は増えるが、会社のメンバーの数は意図せず増えることがなかった。

会員獲得の際によく言われる、穴が空いたバケツに水を注いでもそれは流れていくだけ。と言わんばかりに組織でも同じようなことが起こっていた。

事業が成長曲線に乗れば...資金が潤沢にあれば...と思い込んでいたが、そうではなかったようだ。

これはスタートアップのあるある話かもしれないし、そうでないかもしれない。

もともと事業に対してシャカリキに進んできた代表と私は、「人が事業を作る」ということを思い知らされた1年でもあったと思う。

「どうしたら事業を伸ばせるのか…」という軸だけではなく、「どうしたらみんなが楽しく働けるのか…」そんなことをたくさん考えるようになった。

そういう考えを持っていくと、ちゃんとこの先どうして行きたくて何がそのために必要なのか、という理想絵も解像度が増してきたように思える。

そして、この1年で私は「覚悟」を決めたとも思う。
今までは、何にも縛られず自由でいたい。経営者になりたくてLEAN BODYにジョインしたわけではない、という無責任にもほどがある思考を持っていた。一丁前にフィットネス市場のビジョンを語りながらも、「ひょっとしたら、子供を産んで専業主婦になりたい、なんて言い出す未来はあるかもしれない。」なんて考えることもあった。

そんな最中、
「自由な旅人思考でいたいんだったら、今すぐ辞めなよ。メンバーにも関わる人みんなにも失礼すぎるよ」
お酒の場だったが、そんなことをある人に言われてそのセリフは私の脳裏にガツンと響いた。

事業の成長と共にこの事業が与える影響度や、まるで自分の子供が立ち上がった時の感動を噛み締めるごとに、コミットの裏側にいつも逃げ腰の自分がいることに気付かされた。

事業のビジョンは強く持っていても、自分の人生のビジョンを持つことがなんだか怖かったんだと思う。

この覚悟は周りからすると全くわからないことだろうけれど、入社して3年が経過したお祝いの場で代表にちゃんとこのLEAN BODYに心底コミットしていきたいと伝えた。

そこからは、未来を語るのは社長の仕事。ではなく自分の仕事でもある。と思えるようになった。
覚悟ひとつで行動は変わるものだ。


LEAN BODYはこの先どうなって行きたいんですか?
という問いに対して、
「上場を目指しています!」
この回答は私にとっては全く納得のいくものではなく、目の前のタスクに追われながらもいつもモヤモヤが付き纏っていた。

昨年末の連休は例年よりも少し長かったから、2021年を迎えるこの機会に代表と話し合い、道筋がみえてきた。

どうなっていきたいのか。その問いに対する回答は、
「人生を進めるいろんなポイントでLEAN BODYに触れながらもココロとカラダをヘルシーなものにしていく」だ。

なんだかまだ言葉はまとまりきっていないが、
例えば子供の教育番組にLEAN BODYが関わっていたり、学校教育のコンテンツに関わっていたり、会社の福利厚生としてコンテンツが導入されていたり、テレビをつければ動画が流れたり、疲れて帰ってきた夜にスマホでストレッチをしたり、病院や老人ホームの施設にプログラムが入っていたり。
時にはその時使うマットだったりアロマだったり、ウェアだったり、施設自体や食事までもLEAN BODYが関わっていたらいいと思う。

そんな未来に向けて、今は少しずつ一歩一歩進んでいる実感があるから楽しくてしょうがない。

多様性が求められ、個が評価される時代ではあるけれど、やっぱり集団の力は偉大だと信じてやまない。
別に業務形態はなんだっていいけど、楽しみながら大きなビジョンを叶えていく。
ここからの1年はもっとたくさんのメンバーとたくさんのインストラクターさんとたくさんのユーザーさんと新しい景色を見ていきたい。

これまで関わってくれたたくさんの人に感謝の念を忘れずに。
もっともっと歩幅を広げて突き進んでいきたいと思う。

世界中の人々に最高の資産(ココロとカラダ)を。
の実現に向けて!


https://lp.lean-body.jp/


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