純粋に届けたい思いが誰かの心を動かす
この春にリリースする新サービスのために
この1年間は走ってきました。
私たちがクライアントさんにも
お伝えしている
を一つひとつ、何度も何度も
悩みながら、話しながら、深めながら
進めてきたわけなのですが
改めて、何においても大事なのは「ペルソナ」
だな〜ということを身にしみて感じています。
私たちは、
「どの市場にニーズがあって何を売ったら売上が上がりそう」
という視点ではなく
「自分達が、誰にどんな思いを届けたいか?」
を追求しているので
サービスが固ってくるほど
ブランド戦略を進めるほど
「あ〜、これこれ!!絶対
ペルソナさんに届けたいよね〜〜〜!!!」と
その人の今の葛藤や、苦しさや、そこから抜け出せなさや
戸惑いや、不安や、日々感じている小さな羨望も
手にとるようにわかるからこそ
メッセージを届けた時の、突破口が
その人の中に見えた時の感動や喜びや安堵感や希望が
ありありと想像できて
大切な人に花束を差し出して
受け取ってくれた時の幸せそうな
笑顔をみた時のように
サービスが始まってもないのに
感動するような日々。。
実は、私も今回のペルソナさんに
すごく近い背景がありました。
新卒から、必死に食らいついて
やりがいも感じ実績に手応えも感じていた仕事。
社会に出て15年以上が経過した頃から
成長がストップしている気がして
このままでは置いていかれるような
なのに
どうにか奮い立たせたいのに
仕事に気持ちが乗らないという焦り
「本当にこのままでいいの?」
そんな違和感が少しずつ心の中を占領し始めました。
白黒はっきりつけたい性格の
私は、そこで思いきって退職したんです。
すると、自分がどこに向かって
何を目指して歩いていけばいいのか
急に長い長いトンネルの中に
放り出されたようでした。
いわゆるキャリア迷子になり
苦しく迷走した3年間。
新サービスは、そんな想いを抱える人の
突破口になるようなサービスに
なりました。
ブランディングの概念は
スポットライトの当て方が分かれば
誰もが本来持っている魅力は伝えることができる
というもの。
今までの経験や活動を0ベースに
考えるのではなく
「今までの私」の先に自分が大切にしてきたものや
拘ってきたもの、そんな
自分らしさが価値になる瞬間がある
ことを教えてくれます。
サービスリリースのために
を一つずつ言語化してそして、最後に
としてイメージしたものが形になった時に
「3年前の私に届けてあげたい」
過去の自分を思い出して涙が溢れました。
”純粋に届けたい思い”
これが、やっぱり仕事をしていく上での原動力になるし
その思いがあると、必ず言葉になる。
そして、ペルソナさんのことを
”自分にとって、とても大切な存在”
そんな風に思い
愛を持ってメッセージを紡いでいくと
きっと、きっと誰かの心を震わせることができます。
私は、irodoriにジョインしてまだ1年ですが
今回新サービスのプロモーションを一通り経験して
すごく最先端のマーケティングや
奇抜なアイディアが優れているということではなく
私たちが普段ご提供している
ブランディング戦略を
これでもかというほど粘り強く
「なんとなく」を作らず緻密に
諦めずに言葉にしているだけなんだと
改めて体感したところです。
そんなirodoriの新サービスは
こちらで少しずつお伝えしていきます。
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