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自分迷子――私って何者?と迷ったときに読む話
こんにちは!
「なんだか、自分がよくわからない。」
そんな感覚に襲われたこと、ありませんか?
大人になると「自分らしさ」なんて言葉に無理やり意味を求める場面が増えます。職場では「あなたらしく働ける環境」とか言われるし、SNSでは「好きなことをして生きていく」が謳われている。ところが、いざ「私らしさ」ってなんだろう?と考え始めると、頭がぐるぐるしてきます。
これが俗にいう「自分迷子」の状態です。
でも安心してください。迷っているということは、成長の兆し。むしろ「私、迷子です」って胸を張っていいくらいです。
1.なぜ「自分迷子」になるのか?
原因その1:情報が多すぎる
「これが正解」「あれが正解」と外部からの情報が多すぎて、どれを信じていいのかわからない状態。最近のSNSなんて、もう意識高い発信の宝庫です。「朝活で人生が変わる」「脱サラで自由を手に」なんて言葉に「楽に幸せになれるのなら・・・」なんて振り回されて時間を浪費していませんか?
原因その2:人生の岐路に立っている
就職、結婚、転職、子育て……人生の選択肢が目の前に現れると、自分がどっちに向かえばいいのかわからなくなるのは当然のこと。「これからどうする?」と問われたときに、自分の羅針盤がぐるぐる回り始める感じです。
原因その3:過去の自分と今の自分が乖離している
「昔はもっとこうだったのに……」と、過去の自分と今の自分を比べて、なぜかネガティブな感情が湧いてくることも。昔の自分を理想化してしまうと、今の自分を見失い自分を誤魔化したり、自分を騙したりしやすくなります。
2.自分迷子を抜け出す3つのステップ
ステップ1:立ち止まる勇気を持つ
迷子になったとき、最悪なのは「あっちかも、こっちかも」と闇雲に動き回ることです。これではさらに迷いが深くなります。まずは、立ち止まってみましょう。自分迷子も、道迷子も、立ち止まると意外と周りが見えてくるものです。
ステップ2:過去の自分を振り返る
自分が迷子になるときは、過去と現在、感情や感覚と思考が切り離されていることが多いです。「過去の自分」と「今の自分」をノートに書き出してみて、違いを整理しましょう。これだけで、「あれ、今も昔もそんなに変わってないかも」と気づくことがあります。
ステップ3:未来の自分に問いかける
「5年後、10年後、どんな自分でいたい?」と問いかけてみましょう。未来に向けた問いを考えると、自然と自分が「何をしたいのか」「何を大切にしたいのか」が見えてきます。
3. 自分迷子と付き合うコツ
実は、自分迷子の状態は、人生で何度もやってきます。進学、就職、転職、結婚、子育て、老後……そのたびに「私って何者?」と思う瞬間が訪れるのです。でも、それでいいんです。迷いがあるからこそ、自分を見つめ直し、成長するチャンスが生まれるのです。
「迷いは成長の入口」
そう思えば、迷うことすらちょっと楽しくなってきませんか?
4.迷うことは、進むこと
そもそも自分迷子になりやすい時ってパターンがあります。
1.大きな決断を必要とするとき
進学・就職・転職・結婚など、自分で何かを決断しなければいけない時、人は迷います。
そして、変化に対する恐れが出てきます。だけど、それは前に進む時で、それは前に進みたいよ!っていう自分の心の叫びです。ちゃんと聞いてあげましょう。
2.環境が変わったとき
これは私も経験がありますが、転職や結婚・同棲などで大きく生活環境が変わった時。人間は変化に対して恐怖しますが、同時に適応しようとします。
この、適応しようとする時に自分自身が抵抗します。
不思議ですよね。適応出来た方が楽になるはずなのに、決断するのも、恐怖するのも、抵抗するのも全部自分自身です。
私たちは皆矛盾を抱えています。だから、わからなくなってしまうんです。
でも、よく考えてみてください。
本当に心の底から「変わらない」「変えない」事を選んでいたら、迷わないと思いませんか?
5.その問題は本当に問題?
自分迷子の状態にいるとき、よくこんな思考に陥りがちです。
「私には何もできないんじゃないか」
「周りの人はちゃんと生きているのに、私は……」
でも、ちょっと待ってください!
その「問題」、本当に問題でしょうか?
たとえばこんな場面、心当たりありませんか?
自分は料理が下手だ → 外食文化を支えている素晴らしい貢献者かもしれません。
新しいことに挑戦するのが怖い → 慎重な性格という立派な特性です。
ほら、どうですか?視点を変えると、それって「問題」じゃない可能性もあるんです。
6.なぜ「問題」と思い込むのか?
1. 比較の罠
人はどうしても他人と自分を比較しがちです。
SNSで「素敵な朝活」を投稿している誰かを見て、「私は全然ダメだ……」と思う瞬間。これ、全員が一度は経験しているやつです。でも実際、相手はあなたと違う人生を生きているので、比較はほとんど無意味です。
2. 自己批判が癖になっている
自己認識が低いと、どうしても「ダメな自分」にばかり目が向いてしまいます。
「また失敗しちゃった」「私って本当にどうしようもない」なんて思うたび、心の中の厳しい先生が活躍してしまいます。
3. 社会の声に惑わされる
「何か問題を抱えている人ほど頑張っている」みたいなストーリーが美化されがちです。その結果、「何かしら問題がないといけないんじゃないか?」とさえ思ってしまうことも。
7.「問題」の正体を見極める方法
「問題だ」と思う前に、一度立ち止まって考えてみましょう。
次の質問を自分に投げかけると、意外と冷静になれるものです。
これって本当に自分の問題?
たとえば、職場で「○○さんが最近機嫌が悪い」という状況を気にしている場合、それは本当にあなたの責任でしょうか?おそらく違います。この問題は、今すぐ解決が必要?
「いつも部屋が片付かない」などは、長期的には解決したいけれど、今すぐ解決しなくても大丈夫な問題の可能性があります。視点を変えると、どんなメリットがある?
「私は気が散りやすい」という特性も、柔軟にいろいろなことに対応できる、いろいろなことに気が付くスキルとも言えます。
8.「問題」と思うかどうかは、あなた次第
問題だと思っていることも、実は問題ではないことが多いです。
「問題」というラベルを剥がしてみたとき、意外とその下に「自分の特性」や「成長の種」、同時に「変化への恐怖心」「自分と向き合う不安」が隠れていることに気づくかもしれません。
だからこそ、「この問題は本当に問題?」と問いかけてみましょう。
問題を問題視しないことで、心の負担が軽くなり、より自由に、自分らしく生きられるようになるはずです。
さあ、次に「問題だ」と思うことに直面したら、この問いを試してみてください。
「これって、本当に問題?」
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