人生を変える出版こそ出版させたい
[要旨]
ある出版社の編集者の方が、出版社が出版希望者の出版に応じようとするきは、出版することが、その著者にとって人生を変えるような大きなイベントになるときに、出版に応じたくなるとお話していました。このような事例は、両者にとってWin-Winの関係になり、大きな成果につながると思われます。
[本文]
今回も、Clubhouseの話題になるのですが、先日、Clubhouseで印象に残るお話をききました。それは、ある出版社の編集者の方がお話していたのですが、出版社が出版希望者の出版に応じようとするきは、出版することがその著者にとって人生を変えるような大きなイベントになるときに、出版に応じたくなるということでした。
これは、出版社からみても、著者からみても、Win-Winの状態で、理想的ですよね。このようなWin-Winの契約が大切だということは、重々、分かってはいるのですが、あまり巡り合うことがないので、その編集者の方の話をきいて、はっとしました。
そういえば、私も、銀行に勤務していたときは、融資を申し込んでくれた会社に対して、その依頼に応じて融資をすることが両者にとって最善だと感じたときは、その案件の承認を得ようとすることに大きなやりがいを感じました。もちろん、すべての案件がそのようなものばかりではないのですが、いつか、また、そのような案件に巡りあうこともあると思うと、仕事を続ける励みになりました。
そして、私もフリーランスになってから、出版をしましたが、出版したことによって、仕事も執筆中心になったという大きなきっかけになりましたし、また、読者の方から「役に立った」という感想が届くと、出版をしてよかったと感じています。残念ながら、すべての仕事がよろこびを感じるものばかりでないことは事実ですが、少なくとも、Win-Winの結果が得られるよう努めて行くことが大切ということを、改めて感じました。
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